フライ級。
40歳の井島 vs. 18歳の谷村。ストロー級で一時ランキングにも入っていた井島だが、現在泥沼の4連敗(4連続フィニッシュ負け)。今回は約5年ぶりにフライ級に戻している。
谷村は昨年現役高校生としてネオブラでプロデビューすると、ニンジャチョークで秒殺一本勝ち。準決勝も勝利し、決勝ではこの後登場する山北と対戦すると、いきなりパンチでダウンを奪ったが、後半はレスリング国体王者山北のグラップリングに圧される展開で判定負け。4月に兵庫から上京し、パラエストラ八王子に移籍しての初戦となる。
井島タックル。テイクダウンするが谷村三角へ。外した。しかしまた三角。がっちりクラッチ。腕十字に。裏十字の体勢になったが井島体をまたいでディフェンス。外れた。井島ストレートフットロック。うつ伏せになり極めに行く。けっこう絞っている。抜けた。上を取った谷村。サイド。離れたが立つのが遅れた井島をがぶる。アナコンダチョークのセット。外した井島がまた足関を狙ったが離れてスタンドに。ローを蹴る谷村。井島もカーフキックを返す。井島の左フックがヒット。ゴング。
1Rオープンスコアは三者谷村。
2R。右を放つ谷村だが井島が左フックを返す。左フックのタイミングがあっている井島。間合いを詰める。谷村カーフキック。谷村大振りの右を放つ。両者攻撃が単発。前蹴り。谷村ちょっとずつ手数を増やし始めた。井島タックル。切った。立ち際にパンチを入れた谷村。やや手数で上回っている谷村だが出ていかない。カーフキックに左フックを合わせた井島。ホーン。
2Rも三者谷村。フィニッシュが必要な井島。
3R。谷村距離を取りカーフキックやバックブローなどを単発で入れる。セコンドは「行け」というのではなく、それでいいという指示。フィニッシュするしかない井島も付き合ってしまっている。井島タックル。シングルレッグ。切りきれず下になった谷村。また三角。外したが上になった谷村。上からパウンド。ここは行けという指示。スタンドからガードの井島の足を蹴るとパウンドを入れるが、井島ハーフから立ってスタンドへ。タイムアップ。
判定三者フルマークで谷村勝利。
下になってからの寝技とパウンドが良かった谷村。しかしフィニッシュを狙いに行って欲しかったところ。