PANCRASE324:第4試合・高橋“Bancho”良明 vs. 平信一

ライト級。

元ランカーのBanchoは2016年からは試合から遠ざかり、18年に3年ぶりの復帰戦でブラジルのルシオ・アブレオと対戦。2Rまでオープンスコアで落としていたが、3Rに肘でカットし逆転勝ち。翌年オーストラリアで試合をした後、再びブランクが開いて、今回は2年ぶりの試合。

ZST王者の暴走柔術・平だが、パンクラスではここまで1勝3敗。ここまで暴走っぷりは、葛西相手にジャーマン自爆でKO負けしたあたりでしか見せられていない。

ダッシュしてシングルレッグ。背中を向けたBanchoにパンチを打ち込むとちょっと効いたBancho。しかし正対して凌ぐと四つでクラッチして入れ替えて押し込む。膝。四つからクラッチしてテイクダウンするが、平脇を差して立つ。Bancho首図もうから膝。平また持ち上げてスープレックス。が、投げただけで先に立たれる。Banchoがケージに押し込むと、放して回転肘。払腰で投げた。マウント。しかし平ブリッジで返した。ホーン。

1R三者平。

2R。四つに組んだ平だがBanchoが首相撲から膝。さらに投げてテイクダウン。スクランブルで返そうとした平だがBanchoが上をキープ。足関を狙った平。Bancho足を抜いて離れるが、隙を見て立った平。四つでクラッチ。膝を入れると支釣込足でテイクダウン。ガードを取る平。ケージを使って立つ。放してパンチを打ち込んだBanchoだが平も打ち返す。右をもらって下がったところでもう一発平の右がヒットしBanchoダウン!KO!

組みから打撃に切り替えたBanchoだが裏目に出た。パンクラスで初めてのフィニッシュ勝利。

ロッキー川村2が試合後にコメントを求めると、「エイドリアーン」とだけ返す平。

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