マーヴィン・ヴェットーリ 1.61
パウロ・コスタ 2.45
グラント・ドーソン 1.27
リック・グレン 4.10
ジェシカ・ローズ・クラーク 1.65
ジョセリン・エドワーズ 2.35
アレックス・カサレス 3.40
チェ・スンウ 1.36
ドワイト・グラント 2.07
フランシスコ・トリナウド 1.79
アイク・ヴィラヌエバ 2.80
ニコラエ・ネグメレアヌ 1.45
ダヴィッド・オナマ 4.25
メイソン・ジョーンズ 1.25
グレゴリー・ホドリゲス 1.91
パク・ジョンヨン 1.91
ジョナサン・マルチネス 2.63
ズヴァイアド・ラジシュビリ 1.50
マリア・オリベイラ 3.10
タバタ・ヒッチ 1.40
ジェイミー・ピケット 2.95
ラウレアノ・スタロポリ 1.43
ジェイ・ハーバート 1.56
カーマ・ワーシー 2.58
ダニエル・ダ・シウバ 2.40
ジェフ・モリーナ 1.63
リヴィア・ヘナタ・ソウザ 1.77
ランダ・マルコス 2.10
ベガスのUFC APEXでの開催なのに昼開催(日本時間深夜開催)のUFC。ESPNで放送される他の番組との兼ね合いなのかもしれないが、よりによってBellatorロシア大会とバッティングしてしまっている。
メインはミドル級ランカー対決だが、パウロ・コスタが体重を落とせないとのことで、直前になってミドル級からミドル級とライトヘビー級の中間である195ポンド契約に。先月は6年8ヶ月ぶり復帰戦のニック・ディアスが直前でウェルター級からミドル級に階級を上げての試合となったが、1年程度のブランクのコスタがこれはいただけない。相手のヴェットーリは何kg契約でも受けると宣言し合意。
コスタは昨年9月、ヴェットーリは今年4月にアデサニヤに敗れて以来の試合。コスタはKO負けでMMA初黒星を喫した。ヴェットーリはアデサニヤとは再戦で、アデサニヤにとってUFC参戦以来最多となる4度のテイクダウンを奪ったものの、一度チョークを仕掛けた以外は見せ場もなく三者フルマークの判定負け。
コスタは4月に組まれたウィテカー戦を病気により欠場。8月にジャレッド・キャノニア戦が組まれたが、ファイトマネーを不服として拒否している。コスタはその際に、YouTuberでボクシングマッチをして大金を稼いでいるポール兄弟(コスタとは親交がある)と比較してファイトマネーが安すぎると不満を述べていた。今回満足行くファイトマネーで契約できたかは不明。
ランキングはコスタが2位でヴェットーリが5位。1位ウィテカーは来年アデサニヤのタイトルに挑戦予定。3位キャノニアと4位ブランソンは来年1月に対戦予定で、タイトルに挑戦したばかりの二人に比べると新鮮味がある。勝ち方で次期挑戦者を争いたいところだったが、この直前に契約体重変更とは。これではコスタが勝ってもミドル級には落とせず、タイトル戦はなさそうだが…。
地力ではコスタで、コスタ有利の契約体重になったことでますますコスタが優勢になったと思うが、体重を落としてこないコスタのモチベーションが気になるところ。ヴェットーリがテイクダウンで5R固め続けて終わる可能性もなくもない。
コスタKO勝ち。
今回もまた地味目なカードが並んでいる。プレリムに登場するLFA王者のズヴァイアド・ラジシュビリはUFCデビュー戦。ジョージア出身でここまで12戦全勝の29歳。ジョージア時代は全試合フィニッシュ勝利していたが、対戦相手は素性がわからずどこまで評価できるか不明。2019年にアメリカでデビューし、LFAでの初戦は初めての判定勝ち。昨年の2戦目はバンタム級王座決定戦で1Rチョークによる一本勝ち。
同じく無敗でUFCデビューするオナマはウガンダ出身。出身はウガンダだが、アメリカ在住でアマチュアからMMAを行っており、アマで10連勝、プロ転向後も8連勝で、すべてフィニッシュ勝利。ただし、UFC0勝1敗1分けのメイソン・ジョーンズ相手にオッズは大幅なアンダードッグと、評価は低い。
第1試合開始は24日午前2時(23日26時)、メインカードは5時から。Bellatorロシア大会は午前1時開始、メインカードは4時から。前日の23日は18時からDEEP104、24日は午後2時からRIZIN.31が予定されている。