UFC4勝3敗のマルチネス。テコンドーバックボーンのストライカーで、UFCでも2KOしている。当初組まれていたカードはアーロン・フィリップスvsクリス・モウティーニョだったが、モウティーニョが欠場となりマルチネスが代役に。さらにフィリップスが3日前に急病により欠場。LFAバンタム級王者のラジシュビリが急遽UFCデビューを決めた。
ジョージアのラジシュビリはジョージアローカルで10連勝。その後は大学で学ぶためにMMAからは離れたが、約4年のブランクを経てLFAで復帰すると、先月のLFA2戦目でバンタム級王座を獲得。ここまで無敗だが、LFA時代の相手のレベルは不明。バックボーンは空手だが、戦いぶりはグラップラー。
パンチ・ミドルをヒットさせるマルチネス。前進したラジシュビリがタックルでケージに押し込んだ。シングルレッグからボディロックに切り替え、テイクダウンを狙いつつ膝を入れる。投げを放つラジシュビリだがケージでこらえるマルチネス。離れ際にラジシュビリの右がヒットしマルチネススリップダウン。すぐ立った。インローを蹴るマルチネス。ラジシュビリは前蹴り。右がヒット。残り1分。また前蹴りを入れるラジシュビリ。ここまで大きな差はない。マルチネス詰める。しかし両者出ない。ジャブからワンツーを入れたマルチネス。ホーン。
ほぼ差がないだけに、終盤手数を増やしたマルチネスのラウンドか。
2R。両者ローやミドルの蹴り合い。ラジシュビリが踏み込んでパンチを打ち込むとマルチネスは膝。それをキャッチしたラジシュビリだが放した。1Rより手数を増やしてきているラジシュビリ。残り1分を切ってまた手数を増やしてきたマルチネス。前に出てミドル・ワンツーを入れる。左ハイ。ホーン。
このラウンドはほぼ五分。
3R。両者とも勝っている確信がない上体。マルチネスジャブの手数を増やしてきた。2Rからは組み付かなくなったラジシュビリだが、パンチをかいくぐってタックル。しかし切ったマルチネス。ラジシュビリ出るがそこに肘・ミドルを合わせるマルチネス。ジャブで顔から出血しているラジシュビリ。出ていけない。マルチネスがひたすら手数で押す。パンチから前蹴り。タイムアップ。
30-27×2、29-28の3-0でマルチネス勝利。