デイナ・ホワイト「パウロ・コスタはライトヘビー級に転向すべきだ」/コスタ「ケガで体重が落とせなかった」「ジャッジの採点は理解できない」


 『UFC Fight Night 196: Costa vs. Vettori』でマーヴィン・ヴェットーリがパウロ・コスタに判定勝ちした件についてデイナ・ホワイトが以下のコメント。

「我々はこの試合を存続させ、必ず実現させようとしていたが、それもヴェットーリのような男の中の男がいたからこそだった。彼は絶対的なプロフェッショナルとして、男として行動し、素晴らしい仕事をしてくれた。だからこそ試合が実現できた」

「試合当日の体重はヴェットーリ208ポンド、コスタ220ポンドだった。繰り返すようだが、ヴェットーリの全ての功績を称えないといけない。彼はどんな体重でも戦うことを厭わず、取り乱すこともなかった。結局のところは試合が全てだ。二人とも必死に戦った。コスタは第1ラウンドよりも第5ラウンドの方が調子が良かった。減量できなかったわけだから体調面に疑問があったが、調子は良かった」

「こうなった以上、我々は彼の戦うべき場所を教えないといけない。205ポンドに行くべきだ」


 マーヴィン・ヴェットーリは以下のコメント。

「彼はしっかりしたパフォーマンスだった。彼は準備ができていない、トレーニングをしていない、太ってやって来た、真剣に取り組んでいない、などと考えて試合前の緊張感を緩めなかったのが良かった。彼は実際にそうだった。ちょっとしたトラップだった。彼は確かに試合を引っ掻き回したいと思っていたが、準備もできていた」

「彼はデカかったが、俺は誰とでも戦う。ミドル級だからかなり大きいし、体重は気にしていない。誰とでもやる。ケージは私のホームだ。これは俺のスポーツが。どれだけ体重が増えても気にしない。だからと言って、やたらとオーバーウェイトやヤツは来ないでくれよ。次の対戦相手に警告しておくが、俺が試合を受けるのを良いことにわざとオーバーウェイトで来るのはやめてくれ」

「次戦は意味のある試合なら何でもいいが、年内にやることはないと思う。だが、良い相手なら俺は簡単に受けてしまうだろうな。ひょっとしたら2月に誰かがケガをして代打出場するかもしれない。ただ、俺の場合は準備をした上で試合をし、ファンのために凄いショーを見せたいと思ってる」


 パウロ・コスタは以下のコメント。

「問題なのは、俺が負けたことで、何を言っても言い訳に聞こえてしまうことだ。俺は言い訳はしない。俺もマーヴィンも良い仕事をした。祝福すべきことだ。だが、いつもの体重で来れなかったのは、いくつか問題があったからだ。何週間かトレーニングを中断する必要があったので、少し重めの体重で来てしまった。左の上腕二頭筋を負傷していた」

「体力的には問題はないが、足が風船のように膨らんでしまった。彼の体や頭を何度も蹴った。彼の左腕はかなり傷ついているはずだしボディもそうだろう。なぜジャッジがああいう採点をしたのか理解できない。俺は自分が勝ったと信じている」

「ジェイソン・ハゾッグはとても良いレフェリーだが、なぜ最初のアイポークで1ポイント減点したのか理解できない…本当に理解できない」

 足とか膝などを負傷して走り込みが出来ずに体重が落とせなかったのではなく、左上腕二頭筋ですか…。続きを読む・・・
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