ニール・マグニーがカムザット・チマエフ戦をアピール「何も恐れるものはない」


 『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でリー・ジンリャンに1Rリアネイキッドチョークで勝利したカムザット・チマエフについてニール・マグニーが以下のコメント。

「試合後に『誰もこいつとは戦いたくない』『トップ10でやろうとする選手はいない』『彼は怪物だし誰もが対戦を避けるために全力を尽くすだろう』などという書き込みを見た。俺は『は? そんなことねーよ。こっちは1年前からやる気満々だったよ』と思った。今もその気持ちに変わりはない。彼は復帰してジンリャン相手に印象的なパフォーマンスをしたが、むしろ火に油を注いだね。去年以上に戦いたくなったよ」

「対戦が延びたのは良かったかもしれない。1年前から100%甘く見ていただろうし、新入りに厳しさを教えてやるかと思ってただろう。だが、ジンリャン戦を見て『ああ、こいつは本物だ。スキルもあるしエキサイティングなことになるな』と思った」

「彼はレスリングのバックグラウンドを活かして相手をコントロールしてフィニッシュすることもできればスタンドでノックアウトすることもできる。そしてジンリャンをボロボロにした。俺もジンリャンと対戦したことがあるが、翻弄されてる姿を見て『こいつのレスリングは相当なものだな』と思った。この試合で彼は本物であることを証明したし、だからこそ俺の実力を試してみたい」

「去年は『こいつは無敵だ』という神秘的なオーラがあって、誰もが彼の名前を出すことを恐れていたが、俺はお構いなしだった。こっちは9年間もUFCのベストファイターたちと戦ってきてるし、今じゃ何も恐れるものはない。エキサイトしてるよ」

「12月18日に試合をするオファーを受けたが、対戦相手がケガをしてしまった。UFCは代打の選手を探しているが、理想を言えばその日に彼と対戦したいね。ジンリャン戦のダメージもゼロのはずだし彼にとっても良い転機になるはずだ」

「チマエフのようなヤツと戦いたいと思ってた。彼を深海に引きずり込んで倒せることは分かってる。だからこそ楽しみにしている」
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