UFC268:オッズ/予想と展望

カマル・ウスマン 1.34
コルビー・コビントン 3.45
ローズ・ナマユナス 1.95
ジャン・ウェイリー 1.87
ジャスティン・ゲイジー 1.45
マイケル・チャンドラー 2.80
シェーン・ブルゴス 1.54
ビリー・クアランティー2.60
フランク・エドガー 2.52
マルロン・ヴェラ 1.58
アレックス・ペレイラ 1.41
アンドレアス・マイカライディス 3.05
アル・アイアキンタ 2.50
ボビー・グリーン 1.59
フィリップ・ホーズ 1.31
クリス・カーティス 3.65
エドメン・シャバージアン 1.92
ナッソーディン・イマヴォ1.85
イアン・ギャリー 1.27
ジョーダン・ウィリアムズ 4.10
ジャン・ヴィラン1.31
クリス・バーネット 3.65
ダスティン・ジャコビー 1.29
ジョン・アラン 3.85
メルシック・バグダザリアン 1.32
ブルーノ・ソウザ 3.55
CJ・ベルガラ 2.58
オデー・オズボーン 1.56

2週連続のナンバーシリーズ。メインはUFC無敗で王者になり、これが5回目の防衛戦となるカマル・ウスマン。ヌルマゴメドフの引退により、現在、UFCのP4Pランキング1位となっている。王者になるまではレスリングでドミネイトする試合も多かったが、防衛戦は4試合中3試合がKO勝ちとフィニッシュ力も上がっている。

挑戦者コビントンは2年前にウスマンのタイトルに挑戦し、終始打撃戦で接戦の中、3Rにウスマンのパンチでアゴを骨折。それが響いたのか、徐々にウスマンペースとなり、5RでKO負け。昨年9月にタイロン・ウッドリーを圧倒して勝利したが、それ以降は試合をしていない。

前戦から2年とはいえ、コビントンが連敗中のウッドリーにしか勝っていないため、評価を変えにくい。コビントンは一発があるタイプでもないし、アップセットはないか。

ウスマンKO勝ち。

セミは今年4月に行われたタイトル戦のダイレクトリマッチ。王者ナマユナスは2017年にヨアンナ・イェンジェイチックに勝った時もダイレクトリマッチ、次戦でジェシカ・アンドラジに負けた時もリマッチ(この時はアンドラジがウェイリー戦を挟んでいるからダイレクトではないが)、そして今回もリマッチと、リマッチが続いている。タイトル戦・王者クラスとの対戦で5勝1敗と圧倒的な安定感。

しかしウェイリー戦は短期間決着すぎて評価が上がってないのか、今回もアンダードッグ。ナマユナスはヨアンナもウェイリーも1RKOしているが、女子ストロー級のKO率を見ると、判定決着になる可能性の方が高い。そうなると、イェンジェイチックとウェイリー戦のように、ヒット数ではナマユナスが上回っても、与えたダメージでウェイリーが上回るというような試合になりそう。

ウェイリー判定勝ちと予想。

セミ前はタイトルマッチ以上の注目カード。元暫定王者・WSOF王者のゲイジーと元Bellator王者チャンドラーとの対戦。両者ともレスリングがバックボーンだが、打撃で打ち勝つファイトスタイル。ゲイジーは昨年のヌルマゴメドフとの王座統一戦で三角絞めで一本負けして以来の試合。同じく元Bellator王者のエディ・アルバレスにはKO負けしているが、初期の効かされても打ち合うという戦いぶりから、打たれる前に仕留めるスタイルにチェンジ。強烈なローキックで、ヌルマゴ戦も敗れたが1Rのジャッジペーパーはゲイジーを支持していた。

チャンドラー相手だとローが効果を発揮しそうだが、チャンドラーがどこまで対策できているか。

ゲイジーKO勝ち。

プレリムメインでは今年9月にタイトルマッチで敗れるまでGlotyライトヘビー級王者だったアレックス・ペレイラUFCデビュー戦を行う。MMAは2016年に3試合して2勝1敗、昨年フィーダーショーのLFAでMMA4勝4敗の選手相手に1RKO勝ちして、ここまで3勝1敗。34歳からのMMA本格転向となる。

相手のマイカライディスはUFC1勝1敗だが、ペレイラが戦ってきた相手の中では間違いなくもっともキャリアがある相手。まずここを超えられないようではUFCで戦い続けることは難しい。

第1試合開始は7日朝7時。速報します。

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