RIZIN.33:サトシ vs. 矢地のライト級タイトルマッチ、斎藤裕 vs. 朝倉未来の再戦など6カード発表。

昨年8月に対戦しサトシがマウントパンチでKOして以来の再戦。本来はサトシが唯一敗れているジョニー・ケースとタイトル戦を行う予定だったが、外国人選手が入国できなくなり修斗・DEEP王者に競り勝った矢地に。

さすがに前回から期間が開いていないので、矢地が連勝していても期待感がなくて、仮に矢地が善戦しても、矢地の評価の増加分よりサトシの評価の下降分の方が大きくなりそう。それなら去年矢地に勝った大原の方が期待感があるのではと思ったが、ノーTVの沖縄大会でチラ見せした程度では、大晦日には持ってこられないか。

斎藤が前戦で勝っていれば何の問題もなくフェザー級タイトルマッチで組めた試合。新フェザー級王者の牛久は今週末にDEEPのタイトルマッチに出場で、朝倉に勝ったクレベルは出場交渉がまとまらず大晦日不参戦。榊原CEOが「この試合の勝敗に関わらず牛久のタイトルには斎藤が挑戦」と言っていたり良くわからないが、どうせ来年フェザー級GPをやるからそれできれいにまとまるということか?

クレベルもなぜここまで揉めるのか良くわからない。交渉は本人とではなくマネジメント担当とやっているのではないのか。同じマネジメントのサトシがすんなり試合できているので不可解。

去年の大晦日K-1ファイター平本のMMAデビュー戦の相手を務めた萩原が、今度はシュートボクサー鈴木のMMAデビュー2戦目の相手を務める。大晦日だしわかりやすさ優先か。

6月のMMAデビュー戦では階級下のドミネーターと73kg契約で対戦したことで善戦できたベノイア、先月沖縄大会で同階級のルクク・ダリ相手にダウンを喫して劣勢な中、3Rにパンチをヒットさせ逆転KO勝ち。3戦目で早くも体重ハンデなしでDEEP王者との対戦となったが、レスラーの武田が相手というのはきつい。もうちょっと手が合う相手との対戦で良かったのでは。

試合数多いしヘビー級のカードも必要だよねということで、スダリオが怪我で出られないため、元警察官シュレック vs. 今年泥棒を捕まえたシビサイの対戦に。

昨年MMA2戦目でJEWELS王者本野に勝利し、ダイレクトリマッチで勝利してストロー級王座を獲得した伊澤が初参戦。普段から減量せず試合をしているということで、前戦も49kgに落として試合をしたが、アトム級王者大島に敗れているパク・シウのパンチで顔を腫らし、デビュー以来初の苦戦。まだまだ伸びしろがあるだけに、王者浜崎と組むのが早すぎてもったいない気がする。外国人が来られるようになったとしても、トップクラスの選手はどうしても日本人主体になる階級だけに、もう少し大事に育ててほしかった。

浜崎 vs. 大島のタイトルマッチをここで組まないということは、やはり同門対決はやる気がないということか。

タイトルとURLをコピーしました