UFC269:第4試合・ミランダ・マーヴェリック vs. エリン・ブランチフィールド

女子フライ級。

UFCデビューから2連勝していたマーヴェリック。3戦目はUFC3勝2敗(3連勝の後2連敗)のメイシー・バーバーと対戦し、2Rまで打撃で上回り、3Rはバーバーのテイクダウンで倒される→立ち上がるの繰り返しで落としたものの、計算づくの逃げ切り勝利…と思いきや、まさかのスプリット判定負け。メディアのジャッジも全員がマーヴェリックを支持する内容だった。まだ24歳で、レスリング・ムエタイがバックボーン。

まだ22歳のブランチフィールドは9月にUFCデビュー。22歳にして柔術黒帯で、グラップリングイベントのエディ・ブラボー・インビテーショナルでも優勝している。初戦はUFC0勝1敗のセーラ・アルパーにグラウンドで圧倒し、打撃も積極的に出していって(ただし被弾も少なからず合った)大差の判定勝ち。

アーリープレリム注目の若手対決。

1R。パンチで積極的に出るブランチフィールド。マーヴェリックがパンチで出たがバランスを崩した。ブランチフィールドがバックに回る。マーヴェリック正対してガードを取った。パスを狙うブランチフィールド。亀になり立ったマーヴェリック。ケージ際で正対するが、ブランチフィールド四つから大内刈りでテイクダウン。パスを狙いハーフに。パスしてニーオンになるが、その瞬間に立ったマーヴェリック。ホーン。

1Rブランチフィールド。グラウンドになるとブランチフィールドがドミネイトしている。

2R。マーヴェリックがタックルに来たところを払い腰で投げたブランチフィールド。テイクダウン。ガードからパスを狙い。マーヴェリックの立ち際にハーフネルソン。放したが、マーヴェリックが立った瞬間にブランチフィールドまたタックル。テイクダウン。パスしてサイド。クルスフィックス。顔面に肘連打。アメリカーナを狙ったが極まらず。上四方に移行。下から足を絡めようとするマーヴェリック。ブランチフィールド、頭をまたいでキムラを狙う。必死にクラッチして耐えるマーヴェリック。残り時間を見て腕十字に移行。クラッチで耐えるマーヴェリック。下からセンタク挟みで抵抗。ホーン。

2Rブランチフィールド。グラウンドだけでなく、テイクダウンでもブランチフィールドが圧倒している。

3R。打撃を入れていくマーヴェリック。ミドル。ハイからワンツー。ブランチフィールドが間合いを詰めたところにマーヴェリックが逆にタックル。が、四つで受け止めたブランチフィールドが逆にテイクダウン狙い。放して肘を入れた後にまたタックルへ。シングルレッグから軸足を刈ってテイクダウン成功。ハーフからすぐサイド。マウント。バックマウントに。チョークを防いでいるマーヴェリック。向き直ってハーフにしたマーヴェリックだが、ブランチフィールドすぐにパス。またクルスフィックスへ。残り1分。マウント。亀になったマーヴェックからバックマウントに。マーヴェック耐えるだけ。タイムアップ。

三者フルマークでブランチフィールド勝利。

レスラーのマーヴェックからテイクダウンも取りまくって完勝。次はランカークラスとの対戦か。

マーヴェックはいいところなし。打撃にこだわればわからなかったが、3Rもテイクダウンに行ったところで逆に倒されてしまった。

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