デリック・ルイス 2.20
クリス・ドーカス 1.71
スティーブン・トンプソン 1.45
ベラル・ムハマド 2.80
アマンダ・レモス 1.30
アンジェラ・ヒル 3.75
ハファエル・アスンサオ 3.35
リッキー・シモン 1.36
カーロス・ディエゴ・フェレイラ 2.60
マテウス・ガムロ 1.54
カブ・スワンソン 1.53
ダレン・エルキンス 2.65
ダスティン・シュトルツフス 2.90
ジェラルド・マーシャート 1.43
ラオーニ・バルセロス 1.30
ビクター・ヘンリー 3.70
ジャスティン・タファ 1.31
ハリー・ハンサッカー 3.60
シジェラー・ユーバンクス 1.63
メリッサ・ガト 2.40
シャルル・ジョーダイン 1.50
アンドレ・イーウェル 2.70
ラケル・ペニントン 1.50
メイシー・チアソン 2.70
ドンテイル・メイエス 1.50
ジョシュ・パリジャン 2.70
ジョーダン・レビット 1.87
マット・セイレス 1.95
2021年最後のUFC。今大会から約1ヶ月の年末年始休みに入る。
メインはヘビー級トップランカー対決。今年シリル・ガーン(UFC日本語公式がガーヌから表記変更)と暫定王座決定戦で対戦したランキング3位のルイスと、昨年8月のUFCデビュー以来4連勝・全KOで初のメインとなるドーカスの対戦。
ルイスは4連勝で2度目のタイトル挑戦にこぎつけたが、タイトルマッチでは、距離を取るガーヌに見せ場も作れず、3Rにパンチを効かされラッシュされ、最後はしゃがみこんだところをバックから殴られKO負け。一発で試合を終わらせるパンチを打ち込んでいく喧嘩屋スタイルで世界最高峰まであと一歩のところまでは行っているが、さすがに頂点の壁は厚い。
ドーカスは4歳年下のUFCミドル級ファイター・カイルより4cm低く、リーチは同じだがヘビー級。ただ、ヘビー級としては105kgと軽め。あえて必要以上にウェイトを上げず、動きを重視している。ここまでは相手がスピードに対応できず、打撃を打ち込んでKO勝ちしている。
ガヌーやガーンのような動けるパワーファイターが相手になると厳しそうなドーカスだが、ルイスのような一発屋タイプは相性がいいはず。しかし一発入ると終わってしまう。ルイスが一発入れてKOするか、ドーカスが最後までもらわずにKOするか。オッズは勢いがあるドーカス優勢。
ルイスが後半KO勝ちと予想。
プレリムでは現DEEP王者でRIZINでも2戦2勝のビクター・ヘンリーが、試合2週間前に負傷選手の代役としてオファーがあり、緊急UFCデビュー。相手はUFC5勝1敗のラオーニ・バルセロス。
ヘンリーは2014年、GRANDSLAMでの所英男戦で日本デビュー。ジョシュ・バーネットの愛弟子で、北米スタイルではなく極めを重視したキャッチレスリングがバックボーン。パンクラスでは石渡伸太郎のタイトルに挑戦するも判定負けしたが、アラン・ヒロ・ヤマニハには勝利している。DEEPでは大塚、元谷に勝利し、RIZINでもトレント・ガーダム、金原正徳にいずれもフィニッシュ勝利。しかしコロナ禍で日本に呼ばれることなく、最近はアメリカのローカルイベントに出場していた。現役DEEP王者のUFC参戦はメガトン級王者のロッキー・マルティネス以来。
前座で5連勝したバルセロス。その中には、2017年のRIZINバンタム級GPベスト8のカリッド・タハからの勝利も含まれているが、なかなかランキング入りが果たせないまま、今年6月にティムール・ヴァリエフに敗れて連勝がストップしている。それでもランキング16位~20位に入る実力は間違いなくあるはず。
RIZINバンタム級トップクラスの元谷を下したヘンリーが、UFCのもうすぐランクインファイター相手にどれだけできるか。オッズはアメリカでは無名で、昨年ローカルイベントでも負けているヘンリーがアンダードッグになっているが、致し方なしか。
第1試合開始は19日朝6時から。速報します。