UFC on ESPN+57:第3試合・ラケル・ペニントン vs. メイシー・チアソン

女子フェザー級だったが、チアソンが2.5ポンドオーバー。両者とも本来はバンタム級で、ペニントン8位、チアソン10位。

2018年にアマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦したが完敗したペニントン。一時、故意ではなく禁止薬物を摂取したが、自己申告したことにより短期間の出場停止処分にとどまった。ランキングからは外れたが、今年9月の復帰戦でランカーのパニー・キアンザドと対戦し勝利して復活。

本来はジュリア・アヴィラと対戦予定だったが、今月に入りアヴィラが負傷欠場。約2週間のインターバルで、同じバンタム級ランカーのチアソンが代役に立てられたが、直前のためフェザー級戦に。しかしそれでも落としきれずキャッチウェイトとなってしまった。TUF28フェザー級トーナメントの優勝者だったが、TUF後はバンタムに落としている。ここまで4勝1敗。バンタム級男子選手にも劣らない体格からの重いパウンドが武器。

やはり体格差がある。ペニントンが飛び込んでパンチを入れる。チアソンは前蹴り・トラースキック。飛び込んだペニントンに膝蹴り。間合いを詰めたペニントンが右をヒットさせた。ペニントンまた飛び込むと四つでケージに押し込む。離れ際にパンチのコンボを入れたペニントン。また組んでいくが、受け止めたチアソンが逆にケージに押し込む。残り1分。チアソンボディロックから投げてテイクダウン。ハーフ。しかし時間がない。肩パンチを入れるがホーン。

1Rは打撃のヒット数でペニントン。チアソンは最後テイクダウンを奪ったが、そこから攻める時間がなかった。

2R。距離を取り打撃を入れていく展開に切り替えたチアソン。しかしペニントンが距離を詰めてパンチを入れていく。左右のケリを放つチアソンだが、ペニントンが間合いを詰めてパンチを入れるとヒット。距離を取るチアソンを追いかけるペニントン。チアソンタックル。ペニントンスタンドでアームインギロチン。しゃがみこんだチアソンだがギロチンがタイトに入りタップ!

タイトル挑戦経験者なのに第3試合という扱いだったペニントンだが、しっかりフィニッシュして格の違いを見せた。

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