吉成名高陣営が12.31『RIZIN.33』那須川天心戦が実現しなかった経緯について説明「逃げたではなく条件が合わなかったが一番正しい表現」

榊原CEO「吉成名高には1年前から那須川天心戦をオファーしていたが受けてくれなかった」→吉成名高「逃げたと言われるような行動はしていないです」(2021年12月25日)

 こちらの続報。吉成名高はツイッターで「今回の大晦日、那須川天心選手との試合のオファーはいただきました。正直、逃げたと言われるような行動はしていないです。事実と異なることが伝わってしまい悲しいし悔しいです」とコメントしましたが、


吉成の所属事務所の代表はSNSで辞退までの経緯をSNSで発表「53.5キロキックルール、55キロ肘ありのどちらかでやりたいですとお願いしていました。55キロで天心選手とも戦う準備もしていました。逃げたではなく条件が合わなかったが一番正しい表現」とし、最後に「RIZINや那須川天心選手をリスペクトしています」とメッセージを発信した。

 また、上記SNSコメントについて、BOMを主催する吉成の所属ジム(エイワスポーツジム)の中川会長に電話取材したところ、上記の内容で間違いないが、54kgだとMIXルールでも可能と伝えています、とのことだった。1R肘なし、2R肘あり、3Rは話し合いという内容で提案していたが、結局MIXではなく上記の53.5kg肘なしか、55kg肘ありという条件となったという。

 吉成陣営の主張は結局、両陣営の対戦の条件交渉が合わなかったということだ。RIZINはキックルールに肘ありは両者合意なら認めているが、吉成も日本が誇るムエタイのスター選手。これぐらいの条件提示は許容範囲だが、残念ながら両者譲らず、まとまらなかったようだ。

 吉成名高は2020年8月の『RIZIN.22』で行われた優心戦は50.8kg契約、今年10月の『RIZIN.31』で行われた石川直樹戦は53.5kg契約、12月5日の『BOM WAVE07 The2nd』で行われたクン・ナムイサン・ショウブカイ戦は55.35kg契約と徐々に体重を上げていました。続きを読む・・・
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