元K-1ヘビー級ファイターのロイド・ヴァン・ダムが死去


 2021年12月29日(火)、K-1ヘビー級で活躍したロイド・ヴァン・ダム(オランダ)が死去したことをドージョーチャクリキジャパンが発表した。死因は心不全。49歳だった。

 ヴァン・ダムはK-1創始者の石井和義館長が「K-1でもナンバーワン」と評したローキックを得意とした。1999年6月にK-1に初来日すると、福岡で行われたK-1 GP予選トーナメントで決勝戦まで進出。同年10月のK-1 GRAND PRIX '99 開幕戦ではピーター・アーツと元同門対決を行い、判定まで持ち込んでアーツを苦しめた。

 その後もアーネスト・ホースト、マイク・ベルナルド、アレクセイ・イグナショフ、フランシスコ・フィリォなどK-1ヘビー級の主要選手たちと拳を交えた。K-1 WORLD GP 2001 in NAGOYAで準優勝、K-1 WORLD GP 2001 in FUKUOKA世界最終予選Aブロックでは準優勝している。

 また、2002年8月28日に国立競技場で開催された『Dynamite! SUMMER NIGHT FEVER in 国立』ではMMAにも挑戦し、ゲーリー・グッドリッジに敗れている。

 2010年2月27日の試合を最後に引退し、生涯戦績は69勝(34KO)12敗3分。84戦の中で生涯一度もKO負けをしたことがなかったという(疲労による棄権のTKOはあり)。2006年にオランダのユトレヒトにオープンした自分のジム、ファイトクラブヴァンダムで後進の指導にあたっていた。

ロイド・ヴァン・ダム(Wikipedia)

 ロイド・ヴァン・ダムについてはこちらを参照。謹んでご冥福をお祈りします。続きを読む・・・
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