コンテンダーシリーズからのデビューとなるマダレナは10勝2敗の25歳。19歳のMMAデビューから2連敗したが、そこからオーストラリアローカルで9連勝。コンテンダーシリーズの試合で判定勝ちしUFCとの契約を果たした。当初はベテランのワーレイ・アウベスとの試合が組まれていたが、半月前にアウベスが欠場。代役でUFCデビューとなるピート・ロドリゲスと対戦する。
ロドリゲスはマダレナと同じ25歳だが、マダレナがプロデビューした19歳にアマチュアデビューし、約4年間アマチュアでキャリアを積むと、2020年の10月にようやくプロデビュー。ここまで4試合はすべて1RKO勝ち(アマチュア時代も勝った試合はすべてKOでの勝利)だが、相手も同じくらいのキャリアであり、強豪との対戦がない。同じUFCデビュー戦組とはいえ、あまりに実力未知数すぎる。無謀な抜擢か否か。
マダレナがプレスしていく。ロドリゲスも打ち返すが圧されて下がり気味。右ボディを入れるロドリゲス。右ボディを入れるロドリゲスにマダレナもボディを返す。ジャブをもらって鼻血を出しているロドリゲス。マダレナがジャブから左ストレートをヒット。もらいながらも打ち返すロドリゲスだが、右をかわされたところにマダレナの左をもらいダウン!マダレナがパウンドを入れるとディフェンスできずもらうロドリゲス。このレフェリーはすぐ止めた。