Eagle FC44:メインイベント・タイロン・スポーン vs. セルゲイ・ハリトーノフ

ヘビー級。

K-1ファイターのスポーンだが2014年を最後にボクシングに転向。ボクシングでは14戦全勝13KOと結果を残し、WBCWBOラテンアメリカ王者になっていおり、2019年にクルーザー級世界王者オレクサンドル・ウシクとヘビー級で対戦予定だったが、スポーンがドーピング検査で陽性となり中止に(本人は見に覚えがないと主張し、再々検査では陰性となった)。それ以来ボクシングの試合は行っておらず、今回はWSOFでの試合以来、9年ぶり3度目のMMAの試合に出場する。36歳。

ハリトーノフはBellatorではマット・ミトリオンに勝利したが、リントン・ヴァッセルとシーク・コンゴにフィニッシュ負け。直近は差昨年11月にアブダビでの試合で元UFCのファビオ・マルドナドに1RKO勝ち。41歳。

間合いを詰めてジャブを入れるハリトーノフだが、スポーンもジャブを返すとインロー。しかし間合いを詰めたハリトーノフがタックルに入りテイクダウン。パスして袈裟固め。スカーフホールドで絞り上げる。タップを奪えないと見ると放してあっさりマウントに移行。パウンドを落としていく。スポーン立とうとしたが潰される。ハリトーノフがマウントキープしパウンドを打ち続ける。まったく逃げられないスポーン。下から殴り返すが当然分が悪い。腕でブロックするのみ。残り15秒でアメリカーナに切り替えようとしたハリトーノフだが時間がなくゴング。

1Rハリトーノフ10-8。グラウンドのレベルは大人と子供の差がある。

2R。すぐ組み付いてきたハリトーノフだがこれは受け止めたスポーン。ジャブ、インローを打ち込む。ハリトーノフも打ち返す。スポーン左ボディ。また組もうとしたが失敗。が、スポーンのローをキャッチしてテイクダウン。ガードを取るスポーンからあっさりパスしてサイド。そしてあっさりマウント。また腕でブロックするだけのスポーンだが、足で左腕を殺されパウンド打たれ放題になるとレフェリー止めた。

まったくMMAへの対応ができていなかったスポーン。なぜ出てきた。

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