ライト級。ベンヘン6位、マメドフ7位。
UFC/WECに続いて3本目のベルトを狙うベンヘンだが、38歳で現在3連敗中と後がない。負け試合の内容も、往年の粘りがなくなっている。前戦はブレント・プリムスに判定負け。
マメドフはWSOFで4連勝。後にPFLで2年連続トーナメントを制覇したナタン・シュルチにも勝利している。PFLでは川名雄生などに勝利。決勝トーナメントに進んだが、ワンナイトトーナメントの準々決勝に勝ったものの、体調不良により準決勝を棄権。翌年も全勝で決勝トーナメントに進んだが、準決勝は19-19のドローでタイブレーク(1Rを取った選手の勝ち上がり)により敗退している。昨年7月のBellatorデビュー戦ではいきなり元王者のブレント・プリムスにスプリット判定勝ち。
距離をキープするベンヘン。マメドフ少しずつ距離を詰める。パンチから四つに組んだマメドフ。背中でクラッチ。押し込みながら膝を入れる。外掛けテイクダウンを狙ったが倒され際に体制を変えて上になったベンヘン。首を抱えてギロチンのセット。引き込んで絞める。けっこうタイト。ハーフで絞めるが耐えているマメドフ。やや浅いか。外れた。上からパウンドを入れるマメドフだがゴング。
1Rベンヘン。
2R。マメドフプレスしてきた。ベンヘンは距離を取りサークリング。マメドフ右を入れてそのまま組み付いた。テイクダウンを狙うが倒され際のスクランブルで脱出したベンヘンが振り向いて正対すると同時にギロチン!しかし外れて下に。マメドフバックに回りチョーク!足のロックを外して脱出したベンヘン。バックに付かれているがベンヘン前転して足関。パウンドを入れて凌ぐマメドフ。ベンヘン亀になり立つがマメドフが背中に乗った。チョーク。ベンヘン自ら倒れ込む。若干緩んだ。外れる。ゴング。
2Rマメドフ。
3R。カーフキックを入れていくベンヘン。プレスするのはベンヘン。マメドフがケージを背負う。ベンヘンパンチで飛び込むがマメドフかわした。逆にプレスしていく。ケージまで追い込まれたベンヘン。そこにタックル。ダブルレッグ。切れずに倒されたベンヘン。両腕でマメドフの胴をクラッチしてホールドしているベンヘンだが外れた。バックに回ろうとするマメドフ。ベンヘン前転して足関へ。50/50から内ヒールを狙うが防いで上になるマメドフ。パウンドを落とす。ベンヘンも下から殴り返すが印象は上のマメドフ。タイムアップ。
29-28、28-29、29-28のスプリットでベンヘン勝利。
3R次第だったが。
地元のベンヘン、3連敗を止める勝利。
マメドフは13年ぶり・メジャーで初となる敗戦。2Rまでは1-1のイーブンで、3Rにテイクダウンを奪ったが、そこからの攻撃が足りなかったか。
メディアのジャッジは29-28ベンヘン・29-28マメドフの両方がいるが、ややマメドフ支持が多い。