5.13 Bellatorロンドン大会でデニス・キーホルツ vs. 渡辺華奈、ダニエル・ヴァイシェル vs. ロバート・ホワイトフォード(2022年01月26日)
こちらの続報。
Paul Daley announces retirement fight to end 19-year MMA career: ‘I’m just tired’ (@shaunalshatti) https://t.co/YARCF42Fvt pic.twitter.com/wVUwfFqIIW
— MMAFighting.com (@MMAFighting) January 31, 2022
ポール・デイリーが5月13日のBellatorロンドン大会で引退することを表明。対戦相手は未定です。デイリーは以下のコメント。
「そこが引退試合になるだろう。長年試合に出てきて、移動に何時間も掛けて、ジムに何時間もいて、そして年月が経った。今は毎朝、背中が痛くて目が覚める。とにかく疲れたよ。このスポーツに多くの時間を費やしてきたが、幸いなことに引退できる立場にある。若手にノックアウトされてるようなファイターにはなりたくない。外出したい時に外を出歩けるような人でいたい」
「(昨年4月の『Bellator 257: Nemkov vs. Davis 2』で行われた)サバウ・ホマシ戦が最後の試合になるはずだったが、アメリカで開催された。当時のイギリスは(新型コロナウイルスの影響で)大会の開催や選手の渡航を許可しなかったのだと思う。その後ベラトールからジェイソン・ジャクソン戦のオファーが来て、タイトルマッチに繋がる試合だということもあって試合を受けたが、思うような結果にはならなかった。だからファンや家族のためにもイギリスでラストファイトをしなきゃいけないと思った」
「こんなことを言うと気が引けるが、ジャクソン戦は集中できていなかった。もうどうでもいいやという気持ちになった。これまで何度も負けてきたが、ベラトールがタイトルマッチというニンジンをぶら下げてきても上手く行かなかったし、判定を変えるための努力をする気も無かった」
「多分俺には(モチベーションを上げるために)こういうことが必要だったんだ。ウェルター級グランプリのマイケル・ペイジ戦以降プレッシャーを感じてなかったので練習するモチベーションも上がらなかった。だが今回は最後の試合だし、家族、友人、生徒、地元の人達が見に来るのでベストな状態に仕上げないといけない」
「引退は以前から計画していたことだ。多くの試合をしてきたが、ベラトールは良い扱いをしてくれた。だから気持ちよく引退できるために色々準備してくれた」
Paul Daley(Tapology)
ポール・デイリーは現在38歳(引退試合時は39歳)のイギリス人でMMA戦績43勝18敗2引き分け。キックボクシング戦績21勝3敗。ニックネームはセムテックス(小型爆弾)。現在Bellatorウェルター級ランキング7位。
日本でも試合をしており2006年8月の『Pancrase: Blow 6』では北岡悟に1Rギロチンチョークで敗れています。
2010年5月の『UFC 113: Machida vs. Shogun 2』でジョシュ・コスチェックに判定負けした直後にコスチェックに耳元で何かを囁かれたことに激怒して殴ったことからデイナ・ホワイトが「彼を2度と使わない」と宣言しUFCを永久追放されています。
2012年3月の『Strikeforce: Tate vs. Rousey』では三崎和雄と大激闘の末に判定負けしています。2015年7月以降はベラトールを主戦場にしていました。続きを読む・・・