UFC on ESPN+58:第11試合・シャフカト・ラフモノフ vs. カールストン・ハリス

ウェルター級。

カザフスタンのコンバット・サンビスト・ラフモノフはM-1チャレンジでウェルター級タイトルを獲得。ここまでアレックス・オリヴェイラにギロチンで勝利、ミッシェル・プラゼレスにチョークで一本勝ちと、ランカー手前の実力者をいずれもフィニッシュしている。MMA14戦で7KO・7一本勝ちと全フィニッシュ勝利。リーチが196cmと長い。まだ底が見えない。

カールストン・ハリスもUFCデビューから2試合連続フィニッシュ勝利。南米ガイアナの出身で、20歳の時にブラジルでルタ・リーブリを趣味として始めたが、24歳でプロになることを決意し、マーシオ・クロマドの門下生に。ハビブ・ヌルマゴメドフのEagle FCが共催する大会で、ハビブのトレーニングパートナーであるザイード・イザガクマエフにアナコンダチョークで一本勝ちし、UFCとの契約が決まった。ルタの象徴・ダース&アナコンダチョークが得意だがボクシングのキャリアもあり、前戦はパンチでダウンを奪ってのパウンドでKO勝ちしている。

遠い間合い。牽制の打撃を出すハリスだが、ミドルにパンチを合わせるラフモノフ。今度はラフモノフがミドル。ハリスも手を出しているが、ラフモノフに距離を取られヒットせず。空振りが続く。バックスピンキックを入れたラフモノフ。さらにパンチを打ち込みバランスを崩したハリス。四つに組んだラフモノフ。ハリスがテイクダウンを狙うが倒せず。四つからクラッチしてテイクダウンを狙ったがハリスこらえた。ボディロックからテイクダウン狙い。ラフモノフ内股で投げた。上になるが、ハリスが押さえ込まれる前に立って脱出。スタンドへ。残り1分。ラフモノフのバックスピンキックがヒット!パウンドを打ち込む。足で阻んでいたハリスだが、アゴにパウンドが入り意識が飛んだ!KO!

バックスピンキックのダウン後はまだディフェンスできていたハリスだが、パウンドが的確にアゴを捕らえてKO。ラフモノフが無敗を継続。次はランカーとの対戦か。

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