UFC on ESPN+58:第10試合・サム・アルヴィー vs. ブレンダン・アレン

ライトヘビー級。

笑顔がトレードマークの”スマイリン”アルヴィーだが、現在4連敗→1分け→2連敗で7戦連続で勝ち星なし。今回も勝てないと、BJ・ペンのUFC記録に並ぶ(1分けの後7連敗)。7戦のうち3戦がスプリットで、特にドローとなったジョン・ダウン戦は勝っていたというメディアの評価が多かったこともあるが、さすがに今回負けたらリリースでは。ハードパンチャーだが、ミドルからライトヘビー級に上げてから勝てなくなり、またミドルに戻したが2連敗。今回はまたライトヘビー級に戻している。

当初はフィル・ホーズと対戦予定だったが、今月に入ってからホーズが負傷欠場。急遽ブレンダン・アレンが代役で階級上の試合に臨む。UFC5勝2敗。前戦はランカーと対戦する予定が、相手の負傷欠場で代役としてUFCデビューから2ヶ月連続での試合となるクリス・カーティスと対戦。2RKO負けしてしまった。グラップリングの試合にも出場しており、昨年末にはEagle FCでラシャド・エヴァンスと対戦したガブリエル・チェッコに勝利している。サンフォードMMA所属。

間合いを詰めるアレン。プレスされケージまで下がったアルヴィー。飛び込んでパンチを打ち込んだアレンだがアルヴィーも打ち返した。しかしまたケージまで下がる。アレン意表をついたタックル。アルヴィーがぶった。立って離れる。アレンまた詰めると右ハイ。アレンが出るところにアルヴィーのパンチがヒット。プレスし続けるアレン。バックスピンキックを放ったアレン。さらにバック肘。アルヴィー飛び込んで肘。ちょっと余裕が出てきたか。アレンタックル。ケージに押し込むが首相撲で入れ替えたアルヴィーがパンチを入れて離れる。残り10秒でアレンの右が入り効いた!首相撲で組み付いて凌いだ。ホーン。

終盤までややアルヴィーというところで最後にビッグパンチをもらってしまった。1Rアレン。

2R。アレンがすぐに詰め、ケージを背負うアルヴィー。ミドルを入れたアレン。飛び込んだアレンの左フックがヒット!ダウン!バックについてパウンド。逃れようとするアルヴィーにチョーク!足をフックしていないががっちり入っていてアルヴィータップ!

左フックがきれいにアゴを撃ち抜いた。階級上で準備期間がないオファーでの出場という賭けに勝利。

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