ミドル級。TUF28幻の決勝戦。
ゴアはTUF28のチーム・オルテガとしてドラフト4位(ミドル級2位)で指名され、決勝まで進出したが、膝の負傷により欠場。今回がUFCデビュー戦となる。まだ公式戦では3戦しかしていないが、TUF決勝で戦っていれば、下馬評ではゴアが勝つだろうと言われていた。武器は打撃。
バトルはTUF決勝ではゴアに敗れたギルバート・ウルビナが敗者復活で勝ち上がり対戦。接戦だったが、常に攻め続けて、失速したウルビナからバックを奪ってのチョークで一本勝ち。TUFでドラフト最下位という低評価を覆してみせた。しかし今回もアンダードッグ。
プレスしていくゴアに距離を取りながら蹴りで牽制するバトル。詰めるゴア。ケージ際をサークリングしつつ蹴りを入れるが、ゴアハイキック。詰められながらだが、間合いに入るとローやジャブを入れるバトル。ゴアプレスしているが手数は少ない。時折単発のハイを出す。バトルが手を出す展開から、ゴアが距離を詰めてパンチを打ち込むがバトル離れる。残り1分。手数が多いゴア。バトル詰めるだけで手が出ないのではラウンドを落としてしまう。残りわずかで詰めてワンツーがヒット。ホーン。
1Rバトル。
2R。プレッシャーを強めるゴア。出るだけでなくジャブを出すが、相変わらずバトルの手数が多い。ゴア手を出す暇がない。飛び込んだゴアの左フックがヒットし一瞬腰が落ちたバトル。詰めたゴア。ケージを背にしたバトルにワンツー。またヒット。また手数を出すバトルだがタックルへ。ケージに押し込む。離れたがすぐまたタックル。スタンドでバックに回るがゴア正対。ボディに膝。引き剥がそうとするゴアだが離れない。離れたところでまたタックル。ゴアギロチン!バトル自ら下になり外すがゴアのパウンドをもらう。ハーフから殴る。ホーン。
2Rゴア。形勢逆転。右目が大きく腫れているバトル。
3R。ゴア詰めてジャブ。バトルまた手数を出すがプレスされ下がる。ゴアが意表をついたタックル。テイクダウン。バトル寝かされずに立ってテイクダウンを狙うが肘を入れるゴア。ゴアのテイクダウンをこらえたバトル。ゴアスタンドでバックに回ったがバトル引き剥がした。バトル出ていき逆に下がらせた。ケージを背負ったゴアに組み付くが受け止めるゴア。押し込むバトル。離れてタックル。倒せないが押し込んでいる。ゴア押し込まれている時間が長い。離れたバトルがまたタックル。しかしまたケージでこらえる。バトル離れた。残り1分。タックルに入るがゴア切った。それでも手を出すバトル。ゴア出るが手が出ない。タイムアップ。
3Rゴアはスタミナ切れか?手が出なかった。
三者29-28でバトル勝利!幻の決勝戦でも下馬評を覆して勝利。
ゴアは1Rに手が出せず、3Rにはスタミナ切れ。2Rの攻めを見る限り爆発力はありそうだったが。