UFC on ESPN+58:第6試合・ハキーム・ダオドゥ vs. マイケル・トリザーノ

フェザー級

RIZINに出場している堀江をKOしたダオドゥ。キックがバックボーンで、UFC初戦にギロチンでの秒殺一本負けでMMA初黒星を喫したが、その後5連勝。ランキングにも入ったが、前回はモフサル・エフエロフにテイクダウンを9度も奪われ完敗。ランキングからも外れた。エフロエフにはテイクダウンを奪われまくったが、本来はタックルを切って打撃を入れるスタイル。

無敗が集められたTUF27で優勝したトリザーノ。ニューヨーク生まれでタイガー・主ルマンMMA所属。TUF決勝・TUF後の初戦はスプリット判定勝ちだったが、2戦目のグラント・ドーソン戦ではチョークで一本負けしてMMA初黒星。そこから2年のブランクがあり、昨年5月の復帰戦では打撃で上回って勝利し復活。

ジャブを打ち込むトリザーノにダオドゥは蹴り。カーフキックの蹴り合い。ワンツーを入れたトリザーノ。互角の打撃戦が続く。ダオドゥがカーフキックからミドル。組んでケージに押し込むダオドゥだが、顔面に膝を入れて離れたトリザーノ。ワンツーを入れたトリザーノにダオドゥもワンツーを返す。トリザーノのパンチをかわして組み付いたダオドゥだが離れる。ホーン。

1R僅差だがヒット数ではダオドゥ。

2R。両者打撃戦を続行。トリザーノのワンツー。パンチから膝を見せた。ダオドゥ組んでケージに押し込む。しかしまた膝を放って離れるトリザーノ。両者違った攻めを見せてきた。右から左ボディを入れるダオドゥ。また組んでケージに押し込んでいくダオドゥ。しかしそこからテイクダウンを狙うわけではなく、押し込んで打撃を入れる。入れ替えて離れるトリザーノ。先手を取っていくダオドゥ。ジャブから右ミドル。今度は右から左ボディ。トリザーノは手数が少ない。またパンチからケージに押し込んだダオドゥ。入れ替えるトリザーノだが、ダオドゥがさらに入れ替えて離れたところでホーン。

2Rダオドゥ。

3R。足を止めて打ち合うが、ダオドゥがまた組み付いてきた。引き剥がそうとするがまた押し込まれる。入れ替えて離れたトリザーノ。また組んだダオドゥだが、トリザーノが入れ替えて尻クラッチからテイクダウン。背中を向けたダオドゥの首を狙うが立たれた。正対して離れるダオドゥだが、すぐ首相撲で組み付いてケージに押し込む。離れた。パンチを入れていくダオドゥ。組み付いてケージに押し込む展開が続く。トリザーノすぐに抜け出したいが、なかなか逃げられない。離れた。足を止めての打撃戦になるが、またダオドゥが組んで押し込む。残り1分。離れた。ダオドゥがワンツーから右ボディ。トリザーノがパンチを打ち込むと組み付く。そして押し込みで時間を使う。最後に攻めたいトリザーノだが時間がなくタイムアップ。

判定三者フルマークでダオドゥ勝利。

打撃で押した上に、ケージに押し込む展開で勝利。トリザーノは3Rのテイクダウンをもっと早めに使いたかったし、テイクダウン後は立たせず決めたかった。

タイトルとURLをコピーしました