UFC271:メインイベント・イスラエル・アデサニヤ vs. ロバート・ウィテカー

2022.02.13

ミドル級タイトルマッチ5分5R。ウィテカーランキング1位。

P4P3位のアデサニヤ。ライトヘビー級に上げたヤン・ブラホヴィッチ戦は完敗だったが、ミドル級王座は3度防衛。今回はタイトルを奪ったウィテカーとの2年4ヶ月ぶりの再戦。

一方のウィテカーはアデサニヤに敗れてから一時燃え尽き症候群となり、連勝したものの、すべて判定でなかなかタイトル挑戦の機運が上がってこなかった。昨年4月にケルヴィン・ガステラムに勝利して、ようやくリマッチの権利を手にしたが、オーストラリア・ニュージーランドのコロナ政策の影響で昨年組まれる見込みだった試合は延期に次ぐ延期となり、約10ヶ月のブランクが開いてしまった。

前回対戦時は1Rウィテカーが打撃で攻めたが、終了間際にアデサニヤのパンチを貰いダウン。大きなダメージはなく、2Rにまたパンチで飛び込んだが、アデサニヤのパンチで再びダウンし、追い打ちのパウンドでKOしている。

距離を取り牽制の打撃を見せるアデサニヤ。ウィテカーはロー。ジャブの刺し合い。両者牽制している。ハイから関節蹴りを見せたアデサニヤ。ウィテカーの飛び込んでの左右のフックはブロックされヒットせず。アデサニヤカーフキック。左ハイから打ち下ろしの右を見せるアデサニヤ。距離を詰めて左がヒット。ウィテカーフラッシュダウン。すぐ立った。立ち際にパンチを入れるアデサニヤ。離れたウィテカー。ウィテカー意表をついたタックル。しかし距離があり切られた。詰めるアデサニヤ。またカーフキック。出てきたところにカウンターの膝！またタックル。切ったアデサニヤ。ちょっと距離が遠い。ウィテカーカーフキックから左ミドル。ホーン。

1Rアデサニヤ。1Rは完全にアデサニヤペースだが。

2R。ウィテカー間合いを変えた。近い。ジャブのダブル。ハイキック。浅いがジャブがヒット。アデサニヤが左ハイからジャブ。ウィテカーがジャブで出るとアデサニヤは右アッパー。ウィテカーの飛び込んでのフックは空振り。パンチを入れるアデサニヤ。ウィテカーのハイはのけぞってかわした。ウィテカータックル。テイクダウン！ハーフレッグマウント。アデサニヤ足を抜いて立った。なおもダブルアンダーフックでクラッチしているウィテカー。パンチを入れて離れたアデサニヤ。ジャブ、左ハイを放つ。ウィテカーガードした。タックルのフェイントを見せるウィテカー。詰めて組もうとしたウィテカーだが引き剥がすアデサニヤ。ホーン。

2Rは打撃のヒットに差があまりなかったがややアデサニヤ。差がないと見たらテイクダウンしたウィテカー。

3R。アデサニヤのローにジャブを突くウィテカー。アデサニヤはカーフキック。また飛び込んでのジャブがヒット。ウィテカータックル。反応して切ったアデサニヤ。がぶって膝を入れるが振りほどいて離れるウィテカー。アデサニヤのハイをキャッチしてテイクダウン。ガードからパスを狙うがバックを取らせて立ったアデサニヤ。ケージまで移動。スタンドバックからテイクダウンを狙うが、アデサニヤがキムラを狙う。クラッチを解除して離れたウィテカー。アデサニヤのカーフキックで足が流れるウィテカー。ウィテカー飛び込んでのジャブ2連打がヒットしている。ホーン。

3Rアデサニヤ。

4R。ウィテカー飛び込んでジャブがヒット。カーフキックを入れるアデサニヤ。左ミドル。ちょっと距離が近くなった。ウィテカーの飛び込みジャブを距離を取ってかわす。アデサニヤの飛び込みに合わせてタックル。テイクダウン。背中を向けて立つアデサニヤのバックを取り、立ったところで背中に乗った。そのままチョーク。しかしアデサニヤがクラッチを切って離れた。プレスするアデサニヤ。ウィテカーまたジャブを入れる。アデサニヤはカーフキック。組もうとしたウィテカーだが引き剥がすアデサニヤ。残り1分。詰めるアデサニヤだがウィテカーがジャブを入れて離れる。パンチで踏み込んだアデサニヤに組んでケージに押し込むウィテカー。ホーン。

4Rまた微妙。

5R。またジャブをヒットさせるウィテカー。アデサニヤはプレスしてケージまで下がらせる。前蹴り。パンチをかわしてまたジャブを入れたウィテカー。ウィテカーシングルレッグ。が、受け止められ離れる。ウィテカー意を決してタックル。テイクダウン。しかしケージ際ですぐ立ったアデサニヤ。スタンドバックでまたキムラを狙うアデサニヤ。放したウィテカー。膝を入れて離れるアデサニヤ。カーフキックを入れるウィテカー。ウィテカーまたタックル。倒しかけたがこらえたアデサニヤ。ケージに押し込み膝を入れるウィテカーだが残り30秒。投げを狙うがアデサニヤこらえた。また押し込み。タイムアップ。

48-47×2、49-46の3-0でアデサニヤが王座防衛。

ジャブとテイクダウンで拮抗した展開に持ち込んだウィテカーだがあと一歩及ばず。

48-47つけたジャッジは4R・5Rウィテカー、49-46にしたジャッジは2Rをウィテカーにしており、接戦だった。

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