UFC271:第11試合・アレクサンダー・ヘルナンデス vs. ヘナト・モイカノ

ライト級。

開催地テキサス在住のヘルナンデスはUFC5勝3敗。UFCデビュー戦でいきなり現ランキング3位のベネイル・ダリウシュを1RKOするなどしてランキング入りしていたが、ランカークラスの相手の試合が続くと結果が出ず、現在はランク外。UFCでの5勝のうち3勝がKOのハードパンチャー。

イカノはUFC6勝3敗。フェザーからライトに上げてからはラファエル・フィジエフに敗れたのみで2勝1敗。15勝のうち8つが一本勝ちで、判定勝ちが7つあり、KO勝利は一度もないが、打撃も決して弱くはない。

間合いを詰めるモイカノ。パンチがヒット。ヘルナンデスの右にワンツーを返し出ていく。タックルのフェイントからアッパーを入れるモイカノ。シングルレッグを狙ったモイカノだが組ませないヘルナンデス。しかし四つに組んだモイカノがケージまで押し込みクラッチ。テイクダウン。すぐに立つヘルナンデス。が、またクラッチしてテイクダウン。マウントを狙うがハーフに。ヘルナンデス背中を向けて立とうとするがバックを狙うモイカノ。バックにはつかせなかったヘルナンデスだがまた下になりハーフに。バックを狙うモイカノだが回らせずに立った。離れる。スタンドで出るヘルナンデス。モイカノ手が出ない。下がってブロックする展開。残り30秒でようやく手が出た。アッパー。ホーン。

1Rはスタンドの手数でヘルナンデス、モイカノはテイクダウンからキープはしたが、そこからの攻撃がなかったのでどう評価されるか。

2R。間合いが詰まりパンチが交錯。モイカ首相撲から膝を打ち込む。アッパー。モイカノのパンチがヒットしヘルナンデス下がった。タックルに入るヘルナンデスを潰して上に。パウンドを落とし背中を見せたヘルナンデスから四の字バック。チョーク。タップアウト!

最後は得意のチョークでフィニッシュしたが、その前にはしっかりパンチ連打を効かせていた。

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