UFC272:第7試合・マリーナ・ホドリゲス vs. ヤン・シャオナン

女子ストロー級。ホドリゲス3位、シャオナン4位。

UFC5勝1敗2分けのホドリゲス。敗れた相手は初代ストロー級王者のカーラ・エスパルザ。ムエタイがバックボーンで、過去2戦はメインを張っていたが、今回は第7試合。前戦は柔術世界王者のマッケンジー・ダーンと対戦し、2Rにテイクダウンを奪われ一方的に攻められた以外は、組ませないように徹底し打撃を入れての判定勝ち。やはりグラウンドが穴となっている。

シャオナンもUFC6勝1敗で、敗れた相手はエスパルザで、テイクダウンされ続ける展開から、クルスフィックスでパウンドを打ち込まれ、身動きがとれないままKO負け。やはりホドリゲス同様、テイクダウンされた後に穴がある。強打と、打たれても引かない体と気持ちの強さが武器。

シャオナンが打撃で先手を取っていく。シャオナンのローにワンツーを返したホドリゲスだが後手。残り1分でホドリゲスが出ていったが、首相撲からの膝が股間にヒットしタイムストップ。再開。シャオナンサイドキック。残り5秒でホドリゲスの足をキャッチしてテイクダウンするとホドリゲスは下から腕を狙う。ホーン。

1Rシャオナン。

2R。距離を詰めて組もうとしたホドリゲスだがシャオナン組ませない。飛び込んで3連打を入れる。シャオナン距離をキープしてジャブを入れていく。ホドリゲスが飛び込んでパンチを打ち込むが距離を取られかわされる。また出ていったところにタックルに入ってテイクダウンしたシャオナン。バックを取らせて立つホドリゲス。正対したホドリゲス。離れた。ホドリゲスパンチで出て首相撲。シャオナンタックルに入ろうとしたがバランスを崩した。ホドリゲスが押し込む体勢だが残り30秒。また首相撲から膝を入れるホドリゲス。距離を取るシャオナンを追いかけて連打を入れたホドリゲス。ホーン。

2Rはややホドリゲス。

3R。ホドリゲス出ていくが、距離をキープしたシャオナンのヒット&アウェイを捕まえられない。詰めて組みケージに押し込むが離れた。シャオナン顔面にサイドキック。ケージを背負ったシャオナン。ホドリゲス詰めてやや距離が詰まった。ホドリゲスのパンチがヒット。ホドリゲスの連打がヒット。シャオナンも打ち返す。押し込んで首相撲から肘を入れたホドリゲス。詰めてきたホドリゲスにバックブローをヒットさせたシャオナン。タイムアップ。

29-28ホドリゲス、29-28シャオナン、29-28ホドリゲス。スプリットでホドリゲス勝利。

前半は距離を取ってのシャオナンのヒット&アウェイに対応できていなかったが、後半ギアを上げ、3Rはシャオナンがケージを背負うようになり逆転。

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