堀口恭司「パトリック・ミックスは打撃が苦手。そこをつきたい」

Bellatorが4.22&4.23ハワイ大会を開催/バンタム級GP 1回戦で堀口恭司 vs. パッチー・ミックス、セルジオ・ペティス vs. ラウフェオン・ストッツ(2022年03月09日)

 こちらの続報。


 4月23日にハワイ州ホノルルで開催する『Bellator 279』で行われるバンタム級ワールドグランプリ1回戦でパトリック・ミックスと対戦する堀口恭司がオンライン会見で以下のコメント。

 堀口はこのグランプリに向けて「前回、チャンピオンに負けてるんで、ここで、その借りを返したいなって言うのが一番にあります。このバンタム級のトーナメントで勝ち上がれば、もしかしたら(ペティスと)当たるんじゃないかな。その為にも、今回の1回戦、強い相手ですが、しっかりと倒してベルトを巻きたいと思います」と意気込む。

 堀口はミックスの印象について「相手は寝技の選手。身体がデカくて、リーチが長くて、組みついてくる」といい、「自分はどちらかというと打撃の選手なので、余り組みつかせないように、主導権を取りながら、打撃だけで試合を終わらせたい」と、今回の試合を「打撃vs寝技」の図式で見ている。

 その上で「MMAなので、(選手には)得意、不得意の場所があると思うが、ミックスは打撃が苦手。それはすぐに克服できない。そこをつきたい」と分析しつつ、「自分はATTで寝技もすごい成長しているので、相手の得意技に入らせないよにするし、その対策をやっている」と、自信を見せた。

 王者ペティスも参加する強豪揃いの過酷なトーナメント。ペティスは1回戦で同級3位のラウフェオン・ストッツと対戦するが、そのストッツもMMA17勝1敗の実力者だけに、王者が初戦敗退の可能性も十分にありうる。
「正直、トーナメントに出ている選手は皆強い。相手のミスにつけ込める試合上手な選手ばかりなので、各選手、危険な部分を持っている」と、堀口もその過酷さを認める。

“世界への挑戦”と今回のトーナメント参戦を言葉にした堀口。決勝まで勝ち上がれば、ベラトールが日本開催でその舞台を作る可能性は十分にある。最後に「今回しっかり勝って、日本を盛り上げたい。決勝も自分が日本に持って来れたらいいなと思っています」と、強い決意を見せた。
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