UFC on ESPN+62:セミファイナル・アーノルド・アレン vs. ダン・フッカー

フェザー級。アレン7位、フッカーはライト級の8位。

イギリスのアレンはUFCデビュー以来8連勝。しかし7連勝してもランカーとの対戦が実現せず、前回ようやくランカーと対戦したが、下位ランカーのソディック・ユサフとの対戦。唯一苦戦したのがマッズ・バーネル戦で、テイクダウンから押さえ込まれる展開から、3Rに忍者チョークで逆転勝利した。このところは判定勝ちが続いているが、打撃でリードしての勝利。

ライト級でトップ5まで入ったフッカーは今回から再びフェザー級に転向。UFCデビューの時はフェザー級で、6戦で3勝3敗と中堅以下のポジションだったが、ライト級に上げて減量苦から開放されると4試合連続フィニッシュ勝利。エジソン・バルボーザにはボディを打たれてKO負けしたが、その後さらに3連勝し、タイトル挑戦も視野に入ってきた。が、そこからはポイエー、チャンドラー、マカチェフに敗れてタイトル戦線からは後退。また階級を落とすのがどういった影響を及ぼすのか。キック出身のストライカーで、フェザー級時代は日沖にもKO勝ちしている。

どんどん詰めていくフッカー。が、アレンがパンチを入れると距離を詰めてラッシュ。もらったフッカーにアレンパンチの連打!顔面にもらっているフッカー。ふらついている。が、フッカーの右をもらい膝をつく。一度離れたアレンだが、またパンチを入るとフッカー効いた!ケージに詰めてラッシュ!フッカー頭を抱えて打たれるままのフッカーに肘連打。レフェリーストップ!

ストライカーのフッカーに真っ向打撃勝負でKO勝ちし9連勝達成。次はトップ5ランカーと王座挑戦権を賭けての試合が見たい。

フッカーは再起をかけた階級転向初戦で完敗。ここ5戦で1勝4敗に。一度落ちるとなかなか這い上がれないUFC。厳しくなった。

タイトルとURLをコピーしました