ライト級。
前回のUFCデビュー戦からメインカードに抜擢されるなど期待のファイター・ピンブレット。初戦はUFC1勝2敗の相手にケージに詰めてのパンチのラッシュでKO勝ち。今回もセミ前という扱いだが、相手は今回も1勝2敗。試合順こそメインに近いところで組まれているが、相手のレベルはUFC下位クラスで妥当。アグレッシブなスタイルで打撃・極めともにフィニッシュを狙えるが、一方でCage Warriorsでは現UFCファイターのナッド・ナリマニに敗れるなど穴もある。
メキシコのバーガスは直前の負傷選手の代役としてUFCと契約したが、初戦はテイクダウンされ押さえ込まれるままでいいところなく判定負け。2戦目は座った状態の相手の顔面に思いっきり膝を打ち込み反則負け。3戦目はUFCデビュー戦の上海UFC PI出身のロン・チューに勝利したが、相手のレベルの低さに救われた感がある。
ピンブレット、地元人気はすでにメインイベンター級。パンチで出たバーガス。いつものようにもらうピンブレット。タックルに入るが切られてバーガスが上に。ガードを取ったピンブレット。バーガスが押さえ込みながらパウンドを入れる。ケージで立ったピンブレット。会場大歓声。なおもテイクダウンを狙っていくバーガス。ピンブレット払腰で投げてテイクダウン。今度はバーガスのガードに。すぐにバックに回るピンブレット。四の字バックからチョーク。パームトゥパームで絞めてタップアウト。
相手のレベルを考えたら前座で組まれていてもおかしくない試合なのだが、会場は大爆発。
しかしレベル的にランカークラスで通用するかはまだ不透明。しばらくはBellator方式で、地元で手が合う実力に見合った相手と回していった方が良いのでは。