UFC on ESPN+62:第2試合・コーリー・マッケナ vs. エリス・リード

女子ストロー級

イギリス・ウェールズのマッケナは2020年8月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約。まだ22歳。一昨年11月のUFCデビュー戦は、当時同じ21歳のケイ・ハンセンと対戦し、僅差の判定で初勝利を挙げた。1年4ヶ月ぶりの試合。

リードはプロデビューから1年9ヶ月、わずか4戦でUFCと契約。階級上のフライ級でランカーのシジェラー・ユーバンクスと対戦。すぐに組み付かれてテイクダウンを奪われ、パウンドラッシュでKO負け。実質今回が本番のUFCデビュー戦となる。

パンチを打ち込むマッケナ。出ていくところにリードがカウンターを合わせる。距離を取り町のスタイルのリード。マッケナが飛び込むとステップしてかわし、ローを入れていく。マッケナの右がヒットし会場沸く。さらにプラスするマッケナ。飛び込んでパンチを打ち込むがリードも打ち返しヒット。パンチを貰って顔が赤くなっているマッケナ。右を入れたリードだがマッケナタックルに。ボディロックしてケージに押し込む。シングルレッグに切り替えて抱え上げテイクダウン。すぐにガードを取るリードだが、マッケナはパウンドを落としていく。肘。立ち上がってパウンドを入れるが、ボディを蹴って飛ばし立ったリード。マッケナがそこにパンチを打ち込む。リードも打ち返しヒット。ホーン。

1R、打撃のヒットではリード。30秒程度だが上を取りパウンドを入れたマッケナの攻めがどこまで評価されるかによって判断が変わる。

2R。また出ていくマッケナ。ステップしながらパンチを入れていくリード。右を入れるリードにマッケナも右を打ち返す。リードはロー連打。距離を詰めたリードがパンチを打ち込む。マッケナの右がヒット。また踏み込んでコンビネーションを入れる。手数ではマッケナだが空振りも多い。リード飛び込み連打を入れた。しかしこのラウンドは手数が減っている。ここぞというところで連打をまとめるリード。残り1分。手を出し続けるマッケナ。残り15秒でダブルレッグへ。テイクダウン。しかし押さえ込ませずに立ってパンチを入れるリード。ホーン。

2R手数を出していたのはマッケナ、しかしヒット数には差がない状態で、最後のテイクダウンの印象が大きいか。

3R。リードがプレスしてきた。マッケナタックル。肘で抵抗するリードだが倒された。引き剥がそうとするリードを押さえ込むマッケナ。リードのガード。パス狙いは防がれたが、密着したままパウンドを入れ続ける。下から三角を狙おうとするリードだが密着されて入れず。残り2分。1Rと同じく、下から蹴って離しようやく立ったリード。パンチで出たリード。ヒットしマッケナぐらつく。リードすぐに出て追い打ちをかけるが、マッケナが首相撲で凌ぐ。また出ていくリード。ケージまで下がったマッケナ。やや弱気になっているか。パンチを入れたリードだが、マッケナボディロックしてテイクダウン狙い。時間が過ぎる。タイムアップ。

3Rはマッケナ、後は微妙。

30-27マッケナ、29-28×2リード。スプリットでリード勝利。

会場は地元マッケナの負けにブーイングだが、1,2Rは割れてもしょうがないし妥当。

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