UFC on ESPN33:第9試合・アスカル・アスカロフ vs. カイ・カラフランス

フライ級。アスカロフ2位、カラフランス6位。

ロシア・ダゲスタン共和国出身のアスカロフ。UFCデビュー戦は後の王者ブランドン・モレノ相手にドローだったが、そこから3連勝。前回はジョセフ・ベナビデスを破り、タイトル挑戦圏内に。生まれつき聴覚障害があり、20%ほどの聴力しかないとのことで、インターバル中もセコンドの指示を聞けないハンデがある。2017年に聴覚障害者のスポーツ大会・デフリンピックに出場し、レスリングフリースタイルで金メダルを獲得している。負傷のため、約1年ぶりの試合。

RIZINファイターカラフランスはUFC6勝3敗。直近はホジェリオ・ボントリン、フライ級初戦となるコーディ・ガーブラントにいずれも1RKO勝ち。RIZINで勝利した和田竜光も密かに応援している。ニュージーランド出身でシティキックボクシング所属。

ロシアのアスカロフに容赦ないブーイング。

カラフランスがアスカロフの周りを回って牽制のロー。アスカロフ右。シングルレッグに入った。片足で耐えるカラフランス。軸足を刈ってテイクダウン。サイド。バックに回って四の字バック。まだ1R半分。腕を掴んでディフェンスしているカラフランスだが、アスカロフバックから殴る。背負って立ったカラフランス。アスカロフバックから殴ってチョークを狙う。パームトゥパーム。腕をつkナで防いだカラフランス。残り1分。殴りつつまたチョークを狙う肘。残りわずかでまたチョーク。防いだ。ホーン。

1Rアスカロフ。終わった後にアスカロフがカラフランスを軽く押して険悪な雰囲気になる。

2R。右を打ち込むカラフランス。パンチで出た。アスカロフ前蹴り。プレスしてケージを背負ったところでタックルへ。肘で抵抗するカラフランスだが、ボディロックして倒しバックに回る。足のロックは許さずに立って振りほどき離れた。大振りのパンチを入れるカラフランス。アスカロフまたタックル。シングルレッグ。ケージに押し込む。切ったカラフランス。右がヒット。ケージに詰めてラッシュ。もらったアスカロフがタックルでしのごうとするが切るカラフランス。アスカロフもパンチを打ち返していく。残り1分。パンチで出たカラフランスにタックルを仕掛けるがまた切られた。ホーン。

2Rカラフランス。

3R。アスカロフのローがローブローになりタイムストップ。アスカロフはローブローではないとアピール。再開。アスカロフのハイにローを合わせて足を刈りスリップダウンを奪ったカラフランス。しかし立ったアスカロフがタックルからスタンドバックへ。背中に乗るがややバランスが悪い。下に落としたカラフランス。すぐにまたシングルレッグ。切って離れるカラフランス。カラフランス出ていくがアスカロフが距離を取り下がる。右。カラフランスもパンチを入れた。残り1分。まだお大きな差はない。ケージに追い込んだアスカロフがスーパーマンパンチ。カラフランスタックル。切られた。残りわずかで打ち合えとアピールするカラフランスだが、アスカロフはタックルに。会場ブーイング。タイムアップ。

ケージに駆け上がり勝利をアピールするカラフランスだが、3Rは微妙。

判定29-28×3でカラフランス勝利。

ランキング2位を下して3連勝としたカラフランス、1位は王者フィゲイレードと3連戦したばかりのブランドン・モレノなので、次期王座挑戦者最有力候補に。

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