UFC on ESPN33:第7試合・マーク・ディアキーシー vs. ヴィチェスラフ・ボルシェフ

ライト級。

イギリス出身で現在はATT所属のディアキーシー。UFCデビューから3連勝の後3連敗、そこから2連勝の後2連敗。身体能力の高さが武器。

ロシアのポルシェフはコンテンダーシリーズを経て1月にUFCデビュー。初戦はボディブローでダウンを奪ってのパウンドでKO勝ち。試合後にはコサックダンスを見せた。チーム・アルファメール所属。キックではプロ・アマ通算200戦以上のキャリアがある。

すぐにタックルに入ったディアキーシー。ケージ際でシングルレッグからダブルレッグへ。入れ替えたボルシェフ。逆にスタンドバックを取った。放してパンチを打ち込む。ディアキーシータックル。後方に投げて立ったボルシェフだが、ディアキーシー放さずまたダブルレッグへ。倒した。立つボルシェフからスタンドバック。投げてまた倒す。立ったがまた投げて倒すディアキーシー。仰向けになるボルシェフからサイド。ガードに戻したボルシェフだが残り30秒。ディアキーシーが上のままホーン。

1Rディアキーシー。

2R。ディアキーシータックル。バックに回ってテイクダウン。ガードを取るボルシェフだが、1Rはここから何もできていない。背中を向けて亀になったが、そこから立たせないディアキーシー。またサイドで押さえ込む。スクランブルで逃れようとしたがバックを取られている。立ったがまた倒されるボルシェフ。バックからパウンドを入れるディアキーシー。ホーン。

2Rディアキーシー。レスリングゲームが続いて、有効打がディアキーシー3、ボルシェフ8と極端に少ない。

3R。ディアキーシータックル。簡単に倒されたボルシェフ。ガード。下から蹴り放して初めて立ったボルシェフだが、立ち際にすぐタックルに入ったディアキーシーがスタンドバック。そしてテイクダウン。固めたままタイムアップ。

三者フルマークでディアキーシー勝利。

勝ったが押さえ込むのみでの盛り上がらない内容。2試合続けて押さえ込みマッチが続きブーイングが飛ぶ。

初戦はKO勝ちで今回もUFC10戦のベテラン相手にフェイバリットだったボルシェフだったが、テイクダウンされた後のリカバリーがさっぱりという大きな弱点が判明してしまった。

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