UFC on ESPN33:第3試合・ジェニファー・マイア vs. マノン・フィオロ

女子フライ級。マイア4位、フィオロ13位。

2020年にヴァレンチーナ・シェフチェンコのタイトルに挑戦したマイアだが3RKO負け。シュートボクセ所属でバックボーンはムエタイ。前回はケイトリン・チューケイギアンにスタンド・グラウンドで劣勢のまま判定負け。

フランスのフィオロは空手・キックがバックボーン。南アフリカのEFCとアブダビUAE WarriorsでMMAキャリアを積みUFCと契約。デビューから2戦はKO勝ち。前戦はブロックの上から打撃を打ち込み続けて判定勝ちで3連勝。初のランカー挑戦だが、トップランカー相手に大幅なフェイバリット。

サイドキックを入れるフィオロ。マイアいつものアップライトスタイルで出ていきパンチを入れる。サイドキックを顔面に入れたフィオロだが、距離を詰めてパンチを入れ組み付くマイア。離れる。遠い間合いで先に打撃を当てていくフィオロ。パンチ一辺倒のマイアは距離を詰めないと打撃を入れられない。飛び込んでパンチからミドルを入れたマイアだが、フィオロタックルへ。ケージでこらえたマイア。フィオロ離れるとまたサイドキック。ホーン。

1R手数でフィオロ。

2R。組んだマイアだがフィオロが投げてテイクダウン。マイアガードを取る。パウンドを入れるフィオロに下から足に絡みつきカーフスライサー。しかし立たれた。マイア放さずテイクダウンを狙う。倒しかけたが際で上をキープしたフィオロ。またマイアのガード。しかし密着して手が出せないフィオロは自ら立ってスタンドへ。また遠距離でジャブ、サイドキックを入れるフィオロ。関節蹴り。マイア飛び込んできたがフィオロタックルへ。ボディロックからテイクダウン。が、すぐ立ったマイア。距離を詰めてハイキック。ちょっとぐらついたマイア。しかしすぐ距離を取りまたパンチやサイドキックを入れていくフィオロ。スーパーマンパンチで飛び込んだが届かない。ホーン。

2Rもフィオロ。

3R。出ていくマイアだがフィオロまた距離を取りサイドキック。マイア組みついた。ケージに押し込む。間合いに入れないマイア。フィオロが距離をキープし打撃を入れていく展開。サイドキックをキャッチしてまた組みついたマイア。ボディロック。テイクダウンしたがすぐに立つフィオロ。クラッチを切って離れた。飛び膝。マイアまた距離を詰めて組み付くが、フィオロ引き剥がし離れるとまたサイドキック。残り時間がない。フィオロ距離を取ってサイドキック・飛び膝。タイムアップ。

判定三者30-27でフィオロがトップランカーを下す。

これでUFC4連勝。初のランカー挑戦でいきなりランキング4位を下したフィオロ。絶対王者シェフチェンコに距離を取ってサイドキックを入れるというDATEスタイルが通用するかどうか。

マイアは近づくとサイドキックをもらうという展開を崩せないまま敗れた。

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