女子バンタム級。ラッド4位、ペニントン7位。
女子バンタム級期待の若手だったラッドだが、ジャーメイン・デランダミーに秒殺KO負けで初黒星。次戦で復活したが、膝靭帯断裂により長期欠場へ。復帰後も相手の怪我や定住オーバーで試合が流れ続け、昨年10月には直前の代役として階級上のフェザー級でノルマ・デュモンと対戦したが、ずっと攻められず、タックルも切られる展開で判定負けを喫した。
当初はランキング3位のアイリーン・アルダナと対戦予定だったが、先月末にアルダナが欠場となり、ペニントンに変更。ペニントンは2018年にアマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦したが5RKO負け。現在3連勝中。一度故意ではない禁止薬物使用によりランク外となったため、ランキングは下位だが、2019年にはアイリーン・アルダナに勝利している。オッズではペニントン優勢。
ペニントンがスーパーマンパンチをヒット。パンチ連打からタックルに入ったペニントン。ケージに押し込んだ。ボディに膝。さらに首相撲から肘を入れる。離れる。カーフキックを入れるペニントン。近い間合いでパンチの打ち合いに。ヒットしていくのはペニントン。距離を詰めてパンチを入れたペニントンだがラッドの左がヒット。残り30秒だがラッド出て来た。ペニントン首相撲から膝。残り10秒で足を止めての打ち合い。ホーン。
1Rペニントン。
2R。飛び込んで打撃を入れていくペニントン。パンチをまとめて組みついた。ボディロック。首相撲から膝を入れて離れる。ペースを変えたいラッドが積極的に出ていくが、手を開いて相手の目に向け気味のラッドがアイポーク。再開。パンチを打ち込むラッドだがペニントンが的確にヒットさせる。ラッドが打ち込む打撃の倍の数を打ち返す。残りわずかで距離を詰めてラッシュしたペニントン。ホーン。
2Rペニントン。ラッドはこのままだとジリ貧。
3R。変わらずパンチで出ていくラッド。首相撲に抱えるとペニントンはケージに押し込む。首相撲を取り返すペニントンだがラッドテイクダウン。ペニントンのガド。立ち上がるペニントンだがラッドスタンドバックでなおもテイクダウンを狙う。投げたがすぐ立たれる。バックからたすきをとっているラッド。正対したペニントンが首相撲から膝。またテイクダウンを狙いボディロック。しかし残り1分。残りわずかで放して打ち合い。タイムアップ。
三者29-28でペニントン勝利。
ラッドは3Rから展開を変えたが、2Rを落とした状態からだとフィニッシュが必要。もっと早く展開を変えるべきだった。
一度ランク外に落ちたペニントンだが、再びタイトル挑戦圏内へ。