T.J.ディラショー「リアルチャンピオンはピョートル・ヤンの方だと思う」「10月のアブダビ大会でヤンに挑戦したい」


 T.J.ディラショーが『UFC 273: Volkanovski vs. The Korean Zombie』で行われるアルジャメイン・スターリング vs. ピョートル・ヤンのバンタム級タイトルマッチについて以下のコメント。

「前回の試合(『UFC on ESPN 27』のコリー・サンドヘイゲン戦)からの膝の回復は、思っていたより長い道のりだった。今年の第1四半期には準備が整うと思っていたが、実は3週間前に瘢痕組織をキレイにする手術を受けたばかりなんだ。3週間後には完治させるから、このタイミングでベルトを取り戻したい」

「アルジャメイン・スターリングはタイトルマッチを反則勝ちで獲ったが、その時も大騒ぎをした。リアルチャンピオンはピョートル・ヤンだと思う。彼はそれを証明してくれると思う。MMAの世界では何が起こるか分からない。スターリングはとても強い選手で、素晴らしいグラップラーで、オールラウンドな選手だが、ピョートル・ヤンはさらに上だと思う。彼はそのメンタリティーを持っていて、下半期に対戦できることを期待している」

「アルジャメインはグラップリングで勝つしかない。一本勝ちするしかないだろう。アルジャメインの打撃はヤンにほど危険じゃないし、あのペースで彼を抑えることはできないと思う。だから、ヤンは前回と同じゲームプランに徹すると思う。我慢強くテイクダウンディフェンスをして圧倒するんだ」

「対戦したいのはヤンの方だ。9月か10月頃になると思う。10月22日にアブダビ大会があるが、そこなら素晴らしいと思う。ずっと中東に行きたかったんだ。彼はロシア人だから良いタイミングだと思う」

「俺はすでに自分を証明した。出場停止処分から復帰し片足でナンバー1コンテンダーに勝った。今は自分のために ベルトを取り戻したい」
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