UFC on ESPN34:第7試合・リナ・ランズバーグ vs. パニー・キアンザド

女子バンタム級。ランズバーグ11位、キアンザド12位。

UFC4勝4敗のランズバーグだが、デビュー戦はバンタム級より5ポンド重い契約体重でのクリス・サイボーグ戦。出産のために欠場し、これが約2年ぶりの試合となる。バックボーンはムエタイ

イラン出身・スウェーデン国籍のキアンザドはTUF28女子フェザー級決勝でメイシー・チアソンに敗れてUFCとの契約はならなかったが、翌年バンタム級に戻してUFCデビュー。初戦は落としたがそこから4連勝。しかし前戦は元タイトル挑戦者のラケル・ペニントンに判定負け。クリンチからのケージ押し込みが武器。

ランズバーグ、やや腹回りが緩め。出産からのブランクの影響か。組みついていったランズバーグだが、キアンザドがケージに押し込み。自ら離れた。また組んで今度はランズバーグがケージ押し込み。シングルレッグ。倒せず離れた。また組んでいったランズバーグだが、キアンザドが脇をくぐってスタンドバックへ。片足フックしてバックから殴る。チョークを狙うとランズバーグ下になる。腕をつかんでチョークを防いでいるランズバーグ。キアンザドハーフバック。残り30秒。バックから殴るキアンザド。ホーン。

1Rキアンザド。

2R。またキアンザドがケージに押し込み。パンチを入れて離れた。また組んでケージ押し込み。ボディを殴るキアンザド。離れる。パンチで出たランズバーグが組んで押し込む。押し込みながらアッパー。離れたところでランズバーグのカットのチェック。続行。ランズバーグ組みに行くが、逆にケージに押し込まれる。キアンザド膝を入れて離れた。キアンザドがパンチを打ち込むとランズバーグ距離を詰めていく。しかし出ていくところにパンチを入れるキアンザド。首相撲に捕らえてケージに押し込む。残り30秒で離れたところでランズバーグのカウンターの左でキアンザドダウン!すぐ立ったが追い打ちに行くランズバーグ。しかし組んでテイクダウンを狙う。時間がなくホーン。

2Rダウンを取ったランズバーグか、それまで試合を制していたキアンザドか微妙。

3R。打撃戦。削れているのはランズバーグの方か。キアンザドの手数が多い。出ていくランズバーグだが手が出ていない。顔面を鼻血で真っ赤にしながら出ていくランズバーグだが、距離を取られてパンチがヒットしない。前に出ては殴れられるの繰り返し。タイムアップ。

三者29-28でキアンザド。2Rはランズバーグか。

出産から復帰したランズバーグだが、ダウンを奪った以外は劣勢で、3Rは出ても殴られる展開で工夫がなかった。

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