UFC on ESPN+63:オッズ/予想と展望

アマンダ・レモス 2.75
ジェシカ・アンドラ1.48
クレイ・グイダ 1.91
クラウディオ・プエレス 1.91
メイシー・バーバー 1.56
モンタナ・デ・ラ・ロサ 2.55
アレクサンドル・ロマノフ 1.07
チェイス・シャーマン 9.00
ランド・バンナータ 1.91
シャルル・ジョーダイン 1.91
ジョーダン・ライト 2.55
マルク・アンドレ・バリオー 1.56
ドワイト・グラント 2.00
セルゲイ・カンドチコ 1.83
タイソン・ペドロ 1.15
アイク・ヴィラヌエバ 5.60
アオリ・チロン 1.42
キャメロン・エルス 2.95
プレストン・パーソンズ 1.80
エヴァン・エルダー 2.05
マルチン・プラフニオ 1.80
フィリップ・リンス 2.05
ディーン・バリー 1.09
マイク・ジャクソン 8.00

一番の注目カードだったマネル・ケイプ vs. スムダルジがケイプが薬物チェックに引っかかり消滅。

メインは女子ストロー級。元王者のアンドラジがフライ級からストロー級に戻しての一戦。

アンドラジはジャン・ウェイリーに秒殺KO負けでタイトルから陥落した後、ローズ・ナマユナスとの再戦でスプリット判定負け。もともとUFCデビューからはバンタム級で戦っていたこともあり、連敗したことで階級をフライ級に上げた。初戦でいきなりランキング1位のケイトリン・チューケイギアンをボディブローでKO。2戦目でヴァレンチーナ・シェフチェンコのタイトルに挑戦したが、テイクダウンされて一方的な展開となり、2Rクルスフィックスでのパウンドでレフェリーストップ負け。昨年9月の前戦はランキング5位のシンシア・カルヴィーヨに1RKO勝ちしたが、今回からまたストロー級に落とす。

初のメイン登場となるレモスはUFCデビュー戦はバンタム級だったが、アンドラジ同様、一気に2階級を落としてストロー級にすると5連勝。UFC2連勝中だった魅津希からダウンを奪い完勝すると、続く2戦は女子離れした1RKO勝ち。

オッズは元王者アンドラジがフェイバリット。レモスは前戦、ベテランのアンジェラ・ヒル相手に苦戦したのでやや評価が下がったか。

期待も込めて、レモスKO勝ち。

第1試合では、アイルランドのディーン・バリーがUFCデビュー。昨年1月にマイク・ジャクソン戦が組まれていたがビザの問題で流れ、5月にまた組まれたがそれも流れた。試合間隔が開いたことで、昨年12月に特例でUFCと契約したままTitan FCの試合に出場して勝利している。

マイク・ジャクソンは2016年、CMパンク挑戦者決定戦として、プロ経験ゼロでプロ1勝0敗のミッキー・ガルとお互いUFCデビュー戦で対戦。45秒で一本負けした。その後、ボクシングやキックの試合に出ていたが、2年後にCMパンクのMMA2戦目で復帰。おそらくUFC史上今後行われることはないであろうMMA0勝1敗同士の対戦を行い、スタンドで打撃を打ち込み三者30-26の判定勝ち。が、試合後にマリファナが検出されノーコンテストになり、ジャクソンのMMA初勝利はお預けとなった。今回はそれ以来4年ぶりの試合でMMA3戦目。

バリーはアイルランドのキック王者で、24歳でMMAプロデビューしてからここまで4勝1敗。勝ちはすべて1RKO勝ちだが、現在29歳と若くはない。半身からサイドキックで牽制しつつ、最後はパンチでKOする。負けた試合はプロ2戦目でチョークでの一本負け。打撃は強いが、今のところテイクダウンディフェンスとグラウンドに難がある。UFCがしつこくマイク・ジャクソン戦を組むのも、バリーのスター候補としての素質を認めつつも、実力についてはまだまだと思っているからでは。

第1試合開始は17日朝7時から。メインカードは10時開始。同日のBellator279は9時半開始、メインカード11時半開始。Bellatorのメインカード開始後は一旦Bellatorに移動し、Bellator終了後にUFCをディレイで見ます。

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