UFC on ESPN+63:第6試合・ドワイト・グラント vs. セルゲイ・カンドチコ

ウェルター級。

グラントはUFC戦績3勝3敗の五分。ムエタイがバックボーンで、WKAミドル級王座を獲得したことがある。11勝のうちKOが7回、一本勝ちはなし。前戦はウェルター級最年長のフランシスコ・トリナウドと対戦し、手数が少ない展開から3Rにはテイクダウンからマウントも許し完敗。

ロシアのカンドチコは昨年組まれた2試合が怪我とコロナ陽性で消滅しており、2年半ぶりの試合。UFC戦績は1勝1敗で、初戦は直前で代役出場が決まった相手に判定勝ちしたが、2戦目は地味強のルスタン・ハビロフにテイクダウンから塩漬けにされ判定負け。バックボーンはこちらもムエタイ

グラントがパンチで出る。グラント下がりつつパンチを返す。パンチがヒットしグラントダウン!すぐ立つがカンドチコ詰めていく。慎重に攻めるカンドチコ。ワンツーを打ち込んでいく。グラントジャブで凌ぐ。カンドチコのミドルにジャブをあわせた。カンドチコ右オーバーハンドをヒット。ケージ際をサークリングし続けるグラント。が、グラントの右がヒットしカンドチコダウン!パウンドラッシュ。下からホールドして凌ぐカンドチコ。そのまま立ってボディロック。テイクダウンを狙う。こらえたグラントのバックに回る。時間がない。バック肘で引き剥がしたグラント。ホーン。

1R両者にダウンがあったがグラントのラウンドか。

2R。また出ていくカンドチコだがグラントの右をもらいダウン気味に倒れる。下からシングルレッグに入り立った。また出ていき左ボディを入れたカンドチコ。グラントワンツー。ケージを背負うグラント。1Rにもらったパンチの影響か左目が腫れている。グラント大振りの右をいきなり放つがヒットせず。グラントのワンツーがヒット。カンドチコミドル。距離を詰めて左フックを入れたカンドチコ。グラントちょっと動きが止まった。また左を入れるカンドチコ。残り1分。圧を強めたカンドチコ。また左が入りグラントダウン!パウンド連打。立ち上がるグラントだがガードを固めて打たれる状態を見てレフェリー止めた。

両者2度のダウンがあったシーソーゲーム。

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