UFC on ESPN35:セミファイナル・アンドレイ・アルロフスキー vs. ジェイク・コリアー

ヘビー級。

最後にタイトルに絡んだのが16年前となる、大ベテランのアルロフ。デビューが1999年で、キャリア23年の43歳。ランキングには入っていないが、現在前座クラスで3連勝している。このところは打撃のヒット数で上回って判定勝ちする試合が多い。

UFCデビュー当時はミドル級だったコリアーは、その後ライトヘビー級に上げ、2年半のブランク開けにはヘビー級になっていた。それも計量ではヘビー級リミットいっぱいのウェイトでのクリア。体格の割に、元ミドル級ファイターらしい軽快な動きを見せ、ヘビー級では2勝2敗。

パンチから組みついたコリアー。ケージ押し込み。ダブルアンダーフックでクラッチ。太ももに膝。振りほどき離れたアルロフ。コリアー大振りの右からまた組みついた。また離れるアルロフ。パンチで出たコリアー。肘。アルロフ飛び込んで肘から右。詰めていくコリアー。圧をかけて出るコリアー。クリンチしたアルロフに肘を入れる。組んで首相撲を狙ったアルロフだが肘を打ち込み引き剥がしたコリアー。また押し込むコリアーだが、アルロフ差し返し離れた。残り1分。出ていくコリアー。アルロフビッグヒットはもらっていないものの押され気味。残り10秒で手数を出したアルロフ。ホーン。

1Rコリアー。

2R。コリアーがなおも圧をかけていく。アルロフは手を出して止めようとするがコリアー下がらない。ケージまで詰まったところでパンチを入れて押し込んだ。離れるアルロフ。ジャブをヒットさせるアルロフ。アルロフの打撃もヒットするようになったが、コリアーは出続ける。やや空振りが増えてきたか。また組んで押し込むコリアー。ボディロックから投げてテイクダウン。押さえ込まれる前に立ったアルロフ。スタンドバックのコリアー。アルロフ正対し離れた。しかしまたコリアーがパンチで出る。アルロフまた残り10秒でパンチで出るがホーン。

2Rややアルロフ。

3R。ミドルを入れたコリアーだがアルロフはローブローをアピール。レフェリー流す。ジャブで出たコリアーだが頭が当たりタイムストップ。再開。ステップを踏んでパンチを入れるアルロフ。ヘッドムーブでパンチをかわしながらパンチをヒットさせる。コリアーが突進してくるが、引き剥がし離れるアルロフ。コリアーまた組んで押し込む。離れたアルロフ。コリアーは足が止まっているが疲れたか。3R大きな差はないまま残り1分。コリアーの右がヒット。最後に手数を増やしてきたコリアー。両者手が出ないが、アルロフのバックブローをかいくぐってテイクダウンしたコリアー。タイムアップ。

30-27コリアー、29-28アルロフ、29-28アルロフ。スプリットでアルロフ勝利。

2Rと3Rは際どかったが、アルロフが接戦を制し、これで7年ぶりの4連勝。UFC最多勝となる23勝目。

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