UFC on ESPN35:第8試合・ジャレッド・ゴードン vs. グラント・ドーソン

ライト級。

レスリング・ボクシングがバックボーンのゴードンはUFC6勝3敗で現在3連勝中。しかし、うち2戦はフェザー級の試合で、そのうち1戦はフェザー級で体重オーバーしている。前回から再びライト級に上げると、UFCデビューから3連勝していたジョー・ソレッキに1Rにテイクダウンされるとグラウンドで圧倒されたが、2R以降はソレッキがスタミナ切れし、打撃で打ち勝っての判定勝ち。今回の相手ドーソンもUFCデビュー以来無敗。

ドーソンもまたフェザー級で体重オーバーをやらかし、ライト級に上げている。ライト級初戦のレオナルド・サントス戦では接戦の末、残り1秒でパウンドKOし、UFC初戦からの連勝を5に伸ばした。しかし前戦はリック・グレン相手に1,2Rはテイクダウンからポジションを奪ってドミネイトしたが、3Rに失速。タックルを来られると引き込み下になるが、パウンドを打ち込まれ、最後にダースチョークをかけられると、なんとか逃げ切ったが試合後も意識朦朧。2者が10-8をつけたためドローになってしまった。チョークでの勝利が多いグラップラー

詰めてカーフを入れたゴードン。パンチを返すドーソン。距離を詰めて3連打を入れたゴードン。組んだドーソンが支釣込足をしかけたが、倒せず下に。上になったゴードンだがすぐ自ら立つ。ドーソンのバックスピンキックは空振り。ドーソンタックル。ゴードンギロチン。ディフェンスではなくテイクダウンを狙ったドーソン。倒して上を狙ったがまた立たれた。ドーソン打撃戦からシングルレッグ。倒してすぐバックに。四の字バック。バックからパンチを入れるドーソン。ゴードン腕をつかんでディフェンスが精一杯。チョークを狙いつつパンチを打ち込んでいくドーソン。ゴードンは四の字ロックが外せず身動きが取れない。ホーン。

1Rドーソン。

2R。詰めるドーソン。ワンツーを放ったゴードン。距離を詰めて追い打ちのパンチを打ち込むが、ドーソンがカウンターのタックルでテイクダウン。すぐに背中を向けて立とうとしたゴードンだが、ドーソン素早く足をフック。前に落とそうとしたゴードンだがドーソン落ちず。また1Rと同じ四の字バックの体勢。チョーク。顎の上。耐えたゴードン。はずれず身動きが取れないゴードンだが、ドーソンがバックからマウントに移行しようとした一瞬に抜けて立った。すかさず追いタックルに入るドーソン。ケージに押し込みつつテイクダウン狙い。なんとかこらえて正対し離れたゴードン。残り1分半。パンチから右ハイを入れたゴードン。ドーソンはやや疲れが見える。距離を取りパンチを入れつつ離れる。しかしドーソン組みついたところから足へのタックルへ。テイクダウン。またバックを狙いつつパウンド。ホーン。

2Rドーソン。

3R。ゴードンパンチで出るが、距離を取ってかわすドーソン。遠い間合いでジャブ、ハイを入れるドーソン。ドーソンタックル。しかし切られてパンチを貰った。ドーソン消耗しているか。タックルに入ったが倒せず差し替えしたゴードン。が、ローブローがありブレイク。ドーソンシングルレッグ。が、倒せず切られた。2Rまでなら倒せていたタイミング。ゴードンがパンチを打ち込む。シングルレッグにギロチンをあわせたゴードン。倒されたが、ギロチンが深かったのか、スピンして外したドーソン。その隙に立ったゴードン。パンチで出る。ドーソンバックブローを放つがスリップして下に。詰めてきたゴードンにシングルレッグを狙うが倒せず。立ったゴードンにドーソンタックル。シングルレッグ。こらえて肘を入れていたゴードンだが、ドーソンバックに回りチョーク!タップアウト!

3Rに逆転を狙っていったゴードンだが、消耗していたドーソンが執念のチョークでタップアウト勝ち。あれだけ動きが落ちている中で良く取った。

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