UFC274:メインイベント・チャールズ・オリヴェイラ vs. ジャスティン・ゲイジー

ライト級タイトルマッチ5分5Rだが、オリヴェイラがまさかの計量失敗により王座剥奪。ゲイジーが勝利した場合はライト級王座を獲得するが、それ以外の結果の場合は王座は空位となる。

一時フェザー級に落としてからは無理な減量により体重オーバーを繰り返していたオリヴェイラ。ライト級に戻してからは戦績も上向いて、悲願のタイトル獲得も果たしたが、その王座を自らのウェイトミスで失うことに。体重オーバーする選手は階級を変えても結局オーバーする傾向にあるが…。計量ではわずか0.5ポンドのオーバーで、1時間後の再計量でも数値は変わらなかった。これまでもギリギリの減量だったのかもしれない。勝ってもタイトルは獲得できないが、モチベーションはいかばかりか。

暫定王座は獲得したがヌルマゴとの王座統一戦には敗れて正王者にはなれていないゲイジー。以前の「打たれながら打ち返す」やりすぎファイトから、ディフェンスを向上させ、一方的にKOするスタイルにアップデートしていたが、前戦のチャンドラー戦では再び打たれながら打ち勝つ激闘を展開し、UFCで初の判定となったが複数のサイトでファイト・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

カーフキックを入れたゲイジーだがオリヴェイラすぐ詰めてパンチを入れた。ケージに押し込み首相撲。離れるゲイジー。パンチで出るオリヴェイラだがゲイジーのパンチがヒットしダウン!オリヴェイラ付き合わず立たせる。またパンチで出るオリヴェイラ。パンチを打ち込む。ゲイジーはロー。さらにパンチを入れるとオリヴェイラまたダウン!また立たせたゲイジーオリヴェイラ出ていく。オリヴェイラのパンチも当たっている。組みついたオリヴェイラ。引き込み。しかしゲイジーが上体を起こし立つ。スタンド。近い間合いでパンチの打ち合い。両者パンチが当たっている。オリヴェイラの右でゲイジーがダウン!バックに回ったオリヴェイラ。チョークから後三角。しかし外れた。が、オリヴェイラ再びバックマウント!チョーク!タップアウト!

王座は空位となったが、オリヴェイラは王座決定戦に出場することに。

倒し倒されはゲイジーお家芸ではあるが、相手がオリヴェイラだとそこからグラウンドに持ち込まれてしまう。オリヴェイラがダウンを喫してもパンチで勝負に行ったのが功を奏した。

王座決定戦の相手は「誰でもいい。選べるならコナー・マクレガーでもいいんじゃないか」とコメント。

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