UFC274:第7試合・ブランドン・ロイヴァル vs. マット・シュネル

フライ級。ロイヴァル6位、シュネル9位。

グラウンドで常に動き続け、スクランブルから勝機を見出すスタイルのロイヴァル。UFCデビューから2戦は肩固めでの一本勝ち。しかし後の王者ブランドン・モレノには試合中肩を脱臼してTKO負け。さらにアレッシャンドリ・パントージャにチョークで敗れて連敗となった。前戦は来月マネル・ケイプと対戦するホジェリオ・ボントリンと対戦し、スクランブルからの展開を潰される苦しい展開だったもののスプリット判定勝ち。

UFC時代の井上直樹MMA初黒星を与えたシュネル。UFC5勝3敗1NC。絞めでのフィニッシュが多いグラップラー。前戦は昨年5月で、ペレスと対戦予定がペレス欠場によりホジェリオ・ボントリンとバンタム級契約で対戦(ボントリンはさらに1ポンドオーバー)。両者手数が少ない展開から判定負けしたが、試合後にボントリンが摂取したサプリメントが汚染されていて禁止薬物が検出されたためノーコンテストに変更となっている。その後、昨年9月にもペレス戦が組まれたが、シュネルのドクターストップで流れ、今年2月に組まれた際にはペレスが体重オーバー。シュネルがキャッチウェイトを拒否したため試合は消滅。UFCもさすがにペレス戦は諦めたか、ロイヴァルとの対戦に組み直された。

近い間合いでパンチの打ち合い。シュネルのワンツーがヒット。右がヒットしろ異ヴァルダウン。すぐに足関を狙ったロイヴァルだがシュネル外してパウンド。起き上がってきたロイヴァルにギロチン。しかしサイドに出て外したロイヴァル。上になる。下から蹴ったシュネルが等としたところでロイヴァル逆にギロチン!引き込んで絞めるとシュネルタップ!

終始アグレッシブだった両者だが、一瞬のチャンスで決めきったロイヴァルの勝利。ダウンは喫したが、そこからすぐに下から攻めて行った。

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