ローガン・ストーリー 1.38
マイケル・ペイジ 3.15
リョート・マチダ 2.45
ファビアン・エドワーズ 1.61
デニス・キーホルツ 1.40
渡辺華奈 3.00
ポール・デイリー 1.31
ウェンデル・ギャコモ 3.50
ルーク・トレイナー 1.36
シモン・ビヨン 3.25
メインはウェルター級タイトルマッチだったが、王者アモソフが祖国ウクライナへのロシアの侵攻により、故郷を守るためにウクライナにとどまることを選択。当初挑戦者だったマイケル・ペイジとローガン・ストーリーの暫定王座決定戦に変更となった。
ペイジはウェルター級GP準決勝で元王者優勝したドゥグラス・リマにKO負けしMMA初黒星。再起した後は格下相手に連勝を続けると、2年ぶりにドゥグラス・リマと再戦。接戦ではあったが、メディアのジャッジのほとんどがリマを支持する微妙な内容での判定勝ちで、初の王座挑戦のチャンスが回ってきた。
相手のストーリーはD-1オールアメリカンレスラーで、キャリア13勝1敗。1敗の相手は現王者のヤロスラフ・アモソフ。前戦はネイマン・グレイシー相手に打撃で攻める展開で判定勝ち。
オッズはわりと差がついてストーリー優勢。ペイジは前戦勝ちはついたとはいえ、グラップラー相手は厳しいということを露呈してしまったので、評価は落ちた。が、ストーリーもアモソフ戦を除くと割とプロテクトされたマッチメイクでここまで来た選手で、昨年8月にはBellator初参戦でローカルでもそれほど実績のないダンテ・シーロ相手にスプリット判定でようやく勝ったりしている。ペイジのようなタイプとやるのは初めてだろうし、5R打撃をしのぎきれるかどうか。
ペイジKO勝ちと予想。
セミ前には前戦で現王者リズ・カモーシェに秒殺KO負けでMMA初黒星を喫した渡辺華奈の復帰戦。前戦で眼窩底骨折を負い、練習を再開したのは9月からとのこと。アメリカでの初戦でも打撃の防御にはかなり不安が残る出来で、フィジカルと投げで勝っていたが、フィジカルで勝てない相手だと厳しい。
今回の相手は、昨年7月に前王者ジュリアナ・ヴェラスケスに挑戦しスプリット判定負けしたデニス・キーホルツ。柔道でジュニア時代にオランダ王者となり、後にキックに転向し47勝3敗。Bellatorキックでもフライ級王座を獲得した。「フィジカルで圧倒できない、打撃が強い相手」という渡辺が最も相性が悪いタイプ。
前戦から打撃を磨いてきたという渡辺だが、8ヶ月でどれだけ成果が出せるかにかかっている。
第1試合開始は14日(土曜日)の午前2時(13日26時)開始予定。メインカードは14日朝5時から。プレリムは先週と同じくBellatorヨーロッパ大会あるあるのヨーロッパ限定ご当地ファイターによるジモMMAマッチで、アメリカ人ファイターは全部で2人しか出場していない。
メインカードから速報します。