Bellator281:メインカード第3試合・デニス・キーホルツ vs. 渡辺華奈

女子フライ級。キーホルツ2位、渡辺3位。

ジュニア時代は柔道でオランダトップ選手だったキーホルツ。20歳でキックに転向し、Bellatorキックフライ級王者となる。27歳からはMMAも始めて、ここまで6勝3敗。打撃だけでなく、一本勝ちも3つある。昨年7月、当時の王者ジュリアナ・ヴェラスケスと対戦しスプリット判定負け。

10ヶ月ぶりの試合となるキーホルツに対し、渡辺は11ヶ月ぶりの試合。前戦は現王者リズ・カモーシェとの対戦で、開始直後にパンチを効かされそのまま秒殺KO負け。眼窩底骨折も負ってしまった。長期のブランク明けとなるが、課題の打撃がどこまで向上しているか。

いきなり左をもらって効いた渡辺。パンチ連打を打ち込むキーホルツ。しかし渡辺大内刈りでテイクダウン。ガードを取るキーホルツ。下から腕十字!クラッチして耐える渡辺。持ち上げる渡辺。放したキーホルツ。パウンドを一発入れた渡辺だがガードに入り密着。キーホルツ下からパンチ。上の渡辺だが上にいるだけ。最初のダメージは抜けているようだが。また腕十字。しかしクリアしてバックに回った渡辺。バックマウントからチョーク。腕をつかんでチョーク。パームトゥパーム。しかし浅いか。残り20秒でパウンドを入れていく。ゴング。

1R終盤に盛り返したが、キーホルツのラウンドか。

2R。いきなりタックルに行った渡辺。バックに回る。またバックマウント。しかし反転するキーホルツ。上からパウンド。足をつかんだ渡辺。足関の体勢でキーホルツの蹴りが顔面にヒット。反則でタイムストップ。キーホルツ1点減点。スタンドで再開。渡辺タックル。テイクダウン。マウントを狙うと背中を向けたキーホルツ。バックマウント。反転するキーホルツに三角。タップアウト!

打撃の対応はまだまだだったが、テイクダウンで攻めて逆転勝ち。

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