UFC on ESPN36:セミファイナル・ライアン・スパン vs. イオン・クテラバ

ライトヘビー級。スパン13位。

昨年9月にアンソニー・スミス戦でUFC初メインを飾ったスパン。UFC5勝2敗。得意技はギロチン。UFCでは4連勝の後、ジョニー・ウォーカーにパンチを効かせたが、タックルに肘・鉄槌の連打を浴びて逆転KO負け。ミーシャ・サークノフは秒殺KOしたものの、スミス戦では格の違いを見せつけられ、1Rチョークで一本負け。長いリーチからのパンチとギロチンが武器。

クテラバはUFC5勝5敗1分けと五分。出身はウクライナの隣国モルドバ。一時ランキングに入っていたが、現在はノーランカー。バックボーンはグレコ・スポーツサンボ・柔道。16勝中、1R勝利が13回あるフィニッシャー。前戦はスミス vs. スパン戦のセミで、スパンと同じく前戦でアンソニー・スミスと対戦したデビン・クラークからダウンを奪って圧倒しての判定勝ち。

ノーランカーのクテラバだがオッズではクテラバがフェイバリット。2月に組まれていた試合だが、スパンの負傷により延期となっていた。

いきなり飛び込んだクテラバだがスパンのジャブをもらう。なおも右で飛び込むクテラバ。スパン右を打ち込むがクテラバ組み止めてテイクダウン。一気にマウント。すぐにハーフにしてガードまで戻したスパン。下から蹴って立つが、立ち上がり際にテイクダウン。また下から蹴り飛ばして立ったスパン。しかしまたクテラバタックルに入りテイクダウン。またも下から蹴って立つ。クテラバまたタックルに入るが必殺ギロチン!深く入っていて、下になって外そうとするクテラバ。しかく深く入っていてクテラバタップ!

クテラバ、キャリア20勝で9度目のギロチンでの勝利。

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