UFC on ESPN36:第4試合・マイケル・ジョンソン vs. アラン・パトリック

ライト級。

かつてライト級でトップランカーだったジョンソンだが、フェザー級に落としたことで歯車が狂い始め、2勝2敗(2勝のうち1試合で計量失敗)と結果を残せず。ライト級に戻したものの、現在3連敗中。フェザー級時代から通算だと4連敗で、さすがに5連敗はリリースが避けられない。フェザー級で細くなりすぎかつてのパワーが無くなると、ライト級に上げても戻ってきてはいない。まだ35歳だが、正直ここからの復活は望み薄。

ブラジルのパトリックはジョンソンより年長の38歳。2013年のUFCデビューから6戦で5勝1敗だったが、その後0勝2敗1NCで4年間勝ち星なし。連勝中はテイクダウンから固めて判定勝ちするスタイルだったが、ここ3戦は逆にテイクダウンを奪われる展開でいいところなし。前回も2Rにアイポークで続行不能となるまでは、タックルを切られてパウンド連打でKO負け寸前だった。年齢的にも後がない。

ジャブを当てたジョンソン。組みついたパトリックだが組ませず引き剥がす。倒されたパトリックだがジョンソン付き合わず立たせる。飛び込むパトリックだがカウンターで右がヒット。一瞬動きが止まったパトリック。ボディを入れたが、今度はパトリックのパンチを貰いぐらついた。その瞬間に組んでいくパトリック。ケージに押し込むが、ジョンソン引き剥がし離れた。またパンチで飛び込むパトリック。ミドルを入れるパトリックだがジョンソンの左がヒット。バックブローを放ったパトリックだがヒットせず、もつれて下に。パトリックのガード。ジョンソンが上からパウンド。パトリック下から腕十字を狙うがジョンソンがパスして上四方へ。その体勢のままホーン。

1Rジョンソン。

2R。組みに行くパトリックだが距離を取り組ませないジョンソン。パトリックのローに左を合わせてヒット。距離を詰めてパンチを入れると組んだパトリック。引き剥がしたジョンソン。バックキックを入れたパトリックだがジョンソンワンツーを返しヒット。パトリックタックル。切ったジョンソン。引き込むパトリックだがジョンソン付き合わない。飛び込んでくるパトリックに左がヒット。また飛び込んだところにパンチ連打を打ち込むジョンソン。左フックが顎にヒットしパトリックダウン!ジョンソンパウンド!意識が飛んでKO!

ジョンソン、3年半ぶりの勝利。KO勝ちとなると2016年のダスティン・ポイエー戦以来。

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