ヘビー級。
元UFCヘビー級王者JDS。ヴェラスケスとの3度のタイトルマッチでの激闘後もランキング上位を維持し、2017年にスティーペ・ミオシッチの王座に挑戦したが1RKO負け。そこから3連勝したものの、その後4試合連続KO負けでリリース。2月にボクシングの試合が組まれていたがキャンセルとなり、2020年12月のシリル・ガーン戦以来の復帰戦となる。
カストロは元キックボクサーで、MMA4戦全勝でコンテンダーシリーズに出場、1RKOでカーボベルデ共和国初のUFCファイターとなった。UFCでも初戦は1RKO勝ちしたが、そこから3連敗でリリース。1月のEagle FCデビュー戦では1Rギロチンチョークで勝利している。
軽快にステップを踏んでローを入れたJDS。カストロは右フックを大振りして牽制。ローの蹴り合い。JDSカーフキック。カストロの右がヒット。手応えが合ったのか詰めていくカストロ。JDSは距離を取りサークリングすると、ジャブ、カーフキックを入れていく。なおもプレッシャーをかけるカストロ。ケージ際を回るJDS。カストロの右がヒット。JDS出てきた。パンチから前蹴りを腹に入れる。さらにバックスピンキック。ゴング。
1Rややカストロ。
2R。すぐに詰めてきたカストロ。JDSケージまで下がるが、組み付くと脇をくぐりスタンドバックに。カストロ正対して引き剥がすとまた出ていく。ケージに詰まったJDSにパンチを打ち込む。なんとかかわしたJDS。しかしなおも詰めていくカストロ。JDSまたカーフキック。しかしパンチを打とうとして躊躇する場面が見られる。カーフキック。効いた素振りを見せたカストロ、蹴られた左足を引いてスイッチ。逆にケージに詰めるJDS。インロー。右ハイ。残り1分。カストロの大振りのパンチをかわす。逆にケージに詰めたJDSがパンチ連打からバックスピンキック。かわされてケージを蹴るJDS。ゴング。
2RはJDS。
3R。詰めるJDS。パンチを打ったJDSだが突然距離を取る。右肩を脱臼している。悔しそうに雄叫びを上げるJDSだが続行不能に。
カストロTKO勝ち。
2Rは押し返していたJDSだが、自らパンチを放った際に肩を脱臼してしまいTKO負け。