女子ストロー級。
UFC3勝3敗のヴィアナ。12勝全てがフィニッシュ勝利(4KO、8一本勝ち)。ここ2戦はいずれも引き込みガードからの腕十字での勝利だが、さすがにこの攻めはもうバレているか。昨年は強盗を撃退したというニュースで話題にもなった。
SEI☆ZAに参戦していた際は1年間日本に滞在しSEI☆ZAガールズと同居生活していたヒッチ。柔道・柔術ベース。UFC初戦は緊急での出場で階級上のフライ級で体格差を覆せずKO負けでMMA初黒星を喫した。前戦は本来のストロー級に戻してRIZIN参戦経験のあるマリア・オリヴェイラ(浅倉カンナに一本負け)にテイクダウンしグラウンドで圧倒しての判定勝ち。
グラップラー対決。本来のストロー級では負けなしのヒッチがオッズではフェイバリット。
タックルに入ったヒッチにヴィアナ飛びつきギロチン。しかし外れた。三角クラッチを狙うが、首を抜いて立ったヒッチ。寝ているヴィアナの足を蹴るヒッチ。ヴィアナもガードから関節蹴り。離れてスタンドを要求したヒット。ブレイク。パンチで出るヒッチ。右がヒット。また組んでいったヒッチ。ヴィアナまたギロチン。引き込むが、下になった瞬間に外れた。しかしすぐハイガードから仕掛ける。密着して防ぐヒッチ。上になっているヒッチだが有効な攻めがない。残り1分。上から鉄槌を入れたヒッチだがヴィアナが下から仕掛けると立ち上がる。ホーン。
1R微妙だが仕掛けていたヴィアナか。
2R.ジャブで出るヒッチ。ヴィアナ前に出てパンチ・蹴りをヒット。ヒッチが飛び膝で飛び込んだが、ヴィアナに組まれると引き剥がして離れる。ヒッチ距離を詰めてパンチからタックルでテイクダウン。ハーフ。下からヴィアナが仕掛けようとすると、また自ら立ったヒッチ。寝たまま関節蹴りを入れるヴィアナ。ヒッチまたガードに入っていく。三角を仕掛けるヴィアナだが、たって外したヒッチ。また寝ているヴィアナの足を蹴るヒッチだが、展開なくブレイクがかかる。ヒッチまたタックル。テイクダウン。ホーン。
2Rも微妙。テイクダウンは取っているヒッチだが、そこから攻められていない。
3R。ヒッチパンチからタックル。ダブルアンダーフック。ケージに押し込んだが離れたヒット。ヒッチは飛び込んでパンチ→飛び込んでパンチ→飛び込んでタックル。またギロチンに抱えたヴィアナだがヒッチがテイクダウン。パスを狙いつつパウンドを入れるヒッチだがパスさせないヴィアナ。また立って足を蹴るヒッチ。この体勢になると展開がない。ブレイク。すぐ詰めてワンツーを入れたヒッチ。タックル。倒したがスクランブルで上を取ったヴィアナ。しかしハーフからもぐってまたタックルに入るヒッチ。テイクダウン。またヴィアナのガード。攻めあぐねてまた自ら立ったヒッチ。また足を蹴る。足だけ蹴ってもポイントにならないし時間が過ぎていく。パウンドを落とそうとしたヒッチだが足に阻まれる。結局足を蹴るだけでタイムアップ。
全ラウンド微妙。テイクダウンはしたヒッチだが、そこから有効な攻めがなかった。仕掛けていたのはヴィアナ。しかしヒッチのテイクダウンとどちらが上と判断されるかはわからない。
三者29-28でヒッチ勝利。
素直にヒッチの勝利を称えるヴィアナ。判定になった時点で結果を受け入れていたのかもしれないが、勝っている自信がなかったのなら、寝たところから足の蹴り合いに付き合うのではなく、すぐに立って仕掛けるべきだった。
#UFCVegas55 Official Scorecards: Eryk Anders vs Junyong Park
— UFC News (@UFCNews) 2022年5月21日
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ジャッジは3者ともに1Rヴィアナ、2R・3Rヒッチ。