フェザー級。イゲ10位、エフロエフ13位。
レスリング・柔術のバックボーンがありながらストライカーのイゲ。UFCデビュー戦で敗れた後6連勝でランキング入り。ライト級から落としてきたエジソン・バルボーザにも判定勝ちしたが、その後ランカーとの対戦では3戦全敗。負けた試合もすべて判定で大差ではなかったが、いずれも打撃で押されての判定負け。
MMA15戦全勝・UFCでも5連勝でランキングに登りつめたエフロエフ。パンチから流れるようにつなげるタックルでのテイクダウンや、逆にテイクダウンされてもスクランブルし続ける。それでいて最後までスタミナが落ちず、逆に相手が消耗してしまう。UFCでの5勝はすべて判定勝ち。まだ底が見えない28歳。しかしフィニッシュがないからか、会場人気はあまりない。
飛び込んでパンチ連打を入れたイゲ。ジャブの連打。エフロエフワンツー。イゲのローに右を合わせた。バックスピンキックを放つエフロエフ。イゲの飛び込みに右を合わせようとする。イゲボディブロー。またt語尾コムタイミングでエフロエフ飛び膝。詰めてきたエフロエフ。蹴りにタックルを合わせるとすかさずバックに。立ったイゲ。エフロエフはスタンドバックから投げて片足フックするが、イゲまた立った。ケージ際で正対逆にイゲがボディロックするが、エフロエフ離れた。ホーン。
1Rエフロエフ。
2R。パンチで詰めるエフロエフ。アッパー。飛び膝。ノッてきたエフロエフ。詰めていく。ジャブで止めようとするイゲだが、エフロエフが手数を出していく。イゲ顔面から出血。エフロエフパンチからタックルへ。テイクダウン。イゲのガード。インサイドからパウンド・肘で休まず攻め続けるエフロエフ。ホーン。
2Rエフロエフ。
3R。組んだエフロエフが投げる。テイクダウン。背中を向けたイゲにすかさずバックマウント。右足のフックを外したイゲだが、エフロエフはバックについてパンチを入れる。立ったイゲだがスタンドバックからテイクダウンを狙うエフロエフ。テイクダウン。すぐシングルバック。倒されたところで腕十字を狙うが、防いでバックキープを続けるエフロエフ。イゲシングルレッグで正対。しかしエフロエフがこらえて鉄槌で削り続ける。イゲ根負けしてガードを取る。三角を狙ったがサバかれてパス→バックに回られる。反転して上を取り返したイゲ。エフロエフすぐ立つ。スタンドになるが、エフロエフがすぐタックル。テイクダウン。エフロエフがパウンドを落としタイムアップ。
30-26、30-27×2の3-0でエフロエフが無敗をキープしてUFC6連勝。
序盤はそこまで差がないが、テイクダウンの攻防でどんどん相手が削られていって、3R目には一方的になる。これでトップ10ランキング入りか。
