UFC on ESPN+64:第5試合・二クラス・シュトルツェ vs. ブノワ・サン・デニ

ライト級。

ドイツのシュトルツェは2020年に代役UFCデビューしたが、ここまで2連敗。初戦は打撃で追い込んだが、テイクダウンで削られ判定負け。前戦はジャレッド・グッデンにパンチをもらって1RKO負け。なお、グッデンはその1勝のみの1勝3敗ですでにUFCをリリースされている。

フランスのサン・デニは昨年10月にUFCデビュー。ローカルでは165ポンドのスーパーライト級で戦っており、UFC初戦はウェルター級で元ランカーのエリゼウカポエイラと対戦。2RにパンチでKO寸前まで追い込まれたが、ストップしないレフェリーに救われ(?)判定負け。ローカル時代は一本勝ちが多かった。今回はライト級に落としての試合となる。

UFC未勝利戦。

ローを蹴るシュトルツェにタックルを合わせたサン・デニ。尻もちを着かせるとレッグマウントに。そのまま寝かせようとするが、ケージを背に座った状態でこらえるシュトルツェ。寝かせる→起き上がるを繰り返す。シュトルツェようやく立った。サン・デニが最初のタックルに合わせた蹴りをもらった際に頬をカットしておりドクターチェック。再開。すぐにタックルに入ったサン・デニ。テイクダウン。今度はすぐに寝かせるとマウント。パウンド。起き上がろうとするシュトルツェからバックを取った。四の字バック。チョークを防いでいるシュトルツェ。バックから殴るサン・デニ。残りわずかで喉元に腕が入り絞めるがホーン。

1Rサン・デニ。

2R。タックルに来たサン・デニにパンチを入れるシュトルツェ。組まれるとギロチン。しかし外されるとダブルレッグでまたテイクダウンを許す。サン・デニすぐにレッグマウント。シュトルツェが上体を起こすとバックに回りチョーク。タップアウト!

テイクダウン→ポジショニングで終始攻勢だったサン・デニが2Rにきっちりフィニッシュ。

シュトルツェはこれで0勝3敗。4度目のチャンスがあったとしても厳しい状況に。

サン・デニは9月には地元フランスで初のUFCが行われるが、7月のロンドン大会への参戦をアピール。

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