ライト級。
中国のマハシャテは22歳でMMA6勝1敗。MMAプロデビュー戦で敗れた後、武林風でキャリアを積んで5連勝。昨年11月に中国勢6人が出場したコンテンダーシリーズで、ただ一人勝利してUFCと契約した。アバチベット族で、ソン・ヤドンが所属していた恩斗ファイトクラブ出身。コンテンダーシリーズではライト級ではかなり大き目のフレームを利した打撃で勝負し、1Rにパンチを貰いぐらついたが、2R以降飛び膝などで盛り返して判定勝ち。昨日のROAD TO UFCを見ても、中国勢は実力的に見るべきものがある選手も多少はいるものの、男子ファイターではソン・ヤドン以降は活躍するだけの可能性を感じさせる選手は少ない。マハシャテもまだ若くて将来性はあるかもしれないが、コンテンダーシリーズで苦戦していたレベルなのでどうか。
ガルシアは2020年2月に試合6日前のオファーで代役UFCデビュー。その試合は判定で敗れたが、昨年10月の2戦目は同じくUFCデビュー戦で敗れた選手相手に1R2度のダウンを喫したものの、2Rにテイクダウンを奪うとマウントからのパウンドラッシュで逆転勝ち。
打撃戦。マハシャテの右がヒットしダウン気味に倒れたガルシアだがすぐに起き上がりタックルへ。ケージでこらえるマハシャテ。離れた。距離を詰めていくガルシアだが、マハシャテ下がりながらの右!顎にヒットしガルシア前のめりにダウン!KO!
前座クラスの相手とはいえ、1RKO勝ちでの最高のUFCデビュー。