RIZIN:メイウェザー vs. 朝倉未来が9月に決定。月額配信サイト「RIZIN FIGHT PASS」開設。

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昨年2月に東京ドームでの開催を予定していたMEGAからメイウェザーの契約を引き継いだとのこと。MEGAでも朝倉未来戦の噂があったが、結局カード発表されないまま、イベント自体が立ち消えになった。

メイウェザーは天心戦の時は現役最後のマクレガー戦の1年後で、その時点ではまだボクシングではP4Pというイメージが残っていた。しかし、昨年の時点でもう、さすがに年齢・ブランクにより、現役の世界王者クラスが相手だと厳しいように思われた。

その後エキシビジョンで2試合しているが、いずれもKO出来ずドロー(というか勝敗なし)。ローガン・ポール戦は体格差があったとはいえ、ボクサーとしての実績がないに等しいポールを倒せず、前戦は45歳で同い年の元スパーリングパートナー相手に内容では圧倒したもののドロー(あえて倒しに行く気もなかったのかもしれないが)。

メイウェザーは記者会見で「最高のエンターテイメントを見せる」と言っているが、日本における天心戦はともかく、ローガン・ポール戦はスタミナ切れで見るべきものがなく、内容は酷評されている。朝倉未来も世界に名前を売るのを目的としているというが、ローガン・ポールのように自身に知名度がある場合ならともかく、無名選手がメイウェザーと対戦するだけでは注目はされない。世界的な注目度は先月メイウェザーと対戦したドン・ムーアと同じかそれ以下だろう。ただ、勝ったりダウンを奪えば話は別。

メイウェザーは加齢により、今現在世界ランカーに勝てる実力があるかは疑問だが、ランク外の相手、例えば日本ランカークラスよりはさすがに強いだろう。そして朝倉未来は日本ランカーとやって勝てるのかと考えたら、メイウェザー vs. 朝倉未来に勝負論はない。と、個人的には思うが、より勝負論に乏しかった vs. 天心でさえ、天心が勝つ(というか勝負になる)と信じていた人が一定数いたので、今回もそういう層に向けた試合なのだろう。

詳細発表とのことだが、発表されたのは「6月17日(金)18時からプレオープンし、月額550円のキャンペーン価格でスタート。本格開始となる10月からは月額800円のサービスとして運用され、過去の試合やオリジナル番組などを配信」と1行で済む内容のみ。試合のライブ配信については別料金の模様だが、FIGHT PASS上での購入で割り引きがあるのかどうかが気になる。

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